「人は誰も自分の脚で立つべきだと思います。」マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
人は誰も自分の脚で立つべきだと思います。
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映画「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」
(フィリダ・ロイド監督)から。
まだ、英国の教育大臣にも首相にもなる前、
父親の影響で議員を目指し、初当選した頃のコメント。
「人は誰も自分の脚で立つべきだと思います。
もちろん助け合いは必要よ。
でも自分で立てる人は立って行動すべきです。
泣き言を言うだけでなく、問題と取り組み状況を変えなければ・・
どこにでも通じることです」
う~ん、いいこと言うなぁ、とメモが増えたのは言うまでもない。
そして、1979年に英国初の女性首相、その時のスピーチは
「では一言だけ・・」と前置きをして、
「私は英国国民が私に託して下さった信頼に応えます。
争いのあるところに、調和をもたらそう、
過ちのあるところに、真実をもたらそう、
疑いのあるところに、信仰をもたらそう、
そして、絶望のあるところに、希望をもたらそう」
今の日本の政治家に聞かせてあげたい台詞だった。(汗)
「鉄の女」の異名を持つ彼女の孤独感も描かれているが、
リーダーは孤独なものだから、敢えてとりあげないことにした。
フォークランド紛争時「信条を貫くかどうかが問われているのです」と
呟いたあと、(アルゼンチン艦隊を)「沈めて・・」とゆっくり、
そして低いトーンで指示を出したシーンも、印象的であったなぁ。
有事の時こそ、リーダーの資質が問われる・・さすが「サッチャー」。
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