「鉄の女と称された人にも、女性としての苦悩があった。ワーママを当たり...」マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 お手紙食べるほうのヤギさんの映画レビュー(感想・評価)
鉄の女と称された人にも、女性としての苦悩があった。ワーママを当たり...
鉄の女と称された人にも、女性としての苦悩があった。ワーママを当たり前に求められる今の女性には共感できる部分が多々あると思う。女性が席を外すやいなや「やれやれ」とか言うおじさん、彼女は食料品店の娘だからと揶揄するおじさん、政策議論の場で政策に関係ない甲高い声を非難するおじさん。女性というだけで同じ土俵に立たせてもらえない世界で彼女が首相にまでのし上がるのはまさに「戦い」だったと思う。認知症になった彼女が幻覚に見る夫の言葉やホームムービーは、政治家としての志を全うするために捨てた家庭の主婦としての幸せへの執着だったのかな。なんか切ない。
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