アメリカン・ハードコア

劇場公開日:

解説

1970年代パンクを暴力的に進化させたサウンドと究極のDIY精神で80年代アメリカのアンダーグラウンド音楽シーンを席巻し、現代パンクにも多大な影響を与えたアメリカン・ハードコア・ムーブメントを題材にした音楽ドキュメンタリー。「ブラック・フラッグ」「バッド・ブレインズ」といった代表的バンドから地方都市で活動したバンドまで全60バンドをフィーチャーし、メンバーへの最新インタビューや当時の貴重な映像を交えながらその実像に迫る。

2006年製作/100分/アメリカ
原題または英題:American Hardcore
配給:キングレコード
劇場公開日:2011年10月22日

その他の公開日:2006年12月23日(日本初公開)、2008年7月19日

原則として東京で一週間以上の上映が行われた場合に掲載しています。
※映画祭での上映や一部の特集、上映・特別上映、配給会社が主体ではない上映企画等で公開されたものなど掲載されない場合もあります。

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

4.5"UNDERDOCS"

2020年9月14日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

難しい

パンク天国3を熟読し「デクライン」を観ることは叶わずレコードやCDを買えるバンドは極少数、そんな中高生時代を、2000年代に入ってからもそんな状況はホボ変わらずの中、本作「アメリカン・ハードコア」が公開された!! 当時は仙台在住の為、映画館で観ることは出来ずに悔しいかなDVD発売を待ち望み購入、それが今になってデカいスクリーンで鑑賞!!! 当時の社会情勢を挟み込み、ロナルド・レーガンを中心にした世の中に対する怒り、そんなんは置いといて詰め込み過ぎてパンパンなバンドの群れを、ライブを魅せてくれれば良しな興奮度は最高潮に!!!! 州ごとに存在する様々なバンド、広〜いアメリカの80年代的面白さ、細かな所まで探り、好き嫌いもハッキリしてくるバンド群、当時を話せば暴力的なネタがてんこ盛り、今のバンドへの愚痴や文句がタラタラと!? 久々に観て相変わらず聴いているバンドから、レコードを売り払ったバンドまで、昔程の熱量は無いにしても再熱しそうな、また買い集めるかなぁ、ヴィンテージのTシャツ含めて、、と、思ったり。 結果、初期衝動が大切、同じ事を繰り返してしまうマンネリ化な恐怖、ハードロックやメタルに行きがちなガッカリ感、グラインドコアなどゴチャゴチャになるジャンルに誤魔化される幾多のバンド、速くて重いよりかは軽くて速い、そんなハードコア・パンクを貫き通す難しさ、普通のオッサンに成り果てても尊敬に値する、現役バリバリな世界中のバンドに最敬礼? ここまで掻き集めたメンツだから"Ray Cappo"のインタビューも欲しかったが、MDCのボーカルやGANG GREENにBATTALION of SAINTSなど、表題に間違いの無い純度100%な仕上がりに何度観ても満足!!!

コメントする (0件)
共感した! 0件)
万年 東一