ユダのレビュー・感想・評価
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【キャバクラ】
自伝的小説が原作だと知らなければ、単にステレオ・タイプの作品だと思っていたと思う。
でも、面白いわけではない。
僕は、キャバクラは接待以外で行ったことはない。
そのキャバクラやクラブでの接待は、業界として、今やタブーとなっていて御法度だ。
グローバルなダイバーシティの観点から、ダメになって、もう20年近くなると思う。
でも、先輩や同期や後輩には、プライベートでキャバクラに行くのが大好きなのは結構いる。
そして、コロナでなかなか行きづらくて、死にそうになっている。
死ね!笑
さて、この作品、別に面白いわけではないが、河瀬直美監督の「光」や、ゴリ監督の「洗骨」で印象的な演技をしていた水崎綾女さんが主人公役で、若い鈴木亮平さんまで出ていて驚いた。本当に驚いた。
水崎綾女さんは、この「ユダ」のしばらく後に、河瀬直美さんの「光」で好演、映画のエンディングのナレーションをした樹木希林さんに舞台挨拶でちょっとからかわれていたことを覚えていて、この作品については全く知らなかった。
キャバクラ大好きな僕の友人に言われて配信で観たけれど、まあ、配信のサブスクで観れるんだったらって感じでした。
ごめんなさい。
水崎綾女さん、明日の食卓でちょっと見かけたけど、もっといろいろ出れば良いのに。
キャバクラの権力闘争
主人公(水崎綾女)は高校生で妊娠、彼氏からは突き放され、ひょんなことからキャバクラに勤めることに。
中絶後、歌舞伎町でキャバ嬢となり、いろんな男と知り合い、絶頂期と没落を目の当たりにする。
夜の街は規模の違いはあれど、どこも同じだと思う。
安っぽい部分と、丁寧な部分
安っぽい部分と、丁寧な部分の差が
なんとも言えなかった。
始まりは安っぽく、途中また丁寧になり
ラストも安っぽい。
どうなって終わったのか不明で
始まりの、ナレーションは必要かな?と思った
夜の世界は、どうしても偏見がある人がいて
「誰も憧れてないよ。」と言われて終わってしまいそうな
余計なナレーションだった。
キャバ嬢としての一面がみんなが憧れるのではなく
自分ではない、何者かになりそれに価値を見出す様が
女性としてどうか、というサクセスストーリーを見てほしい。
丁寧だった、、
キャストが自然で、主人公が
キラキラとしたナンバーワンなのに
いつもどこか暗くて、自然体でした。
カメラワークも素晴らしく、聞いたことのある末路、ストーリーなのは理解できますが、映画としてよかったな、と思いました。しんちゃん、おっくん、が主人公に投げ掛ける言葉が、きゅんとします。残酷で暖かい映画です。
水崎綾女さんが素晴らしい!劇場公開の●赤×ピンク見てみたい!
ロンハーどっきり/で知った水崎さん・・
清廉(?)な乙女から、どす黒いキャバ嬢まで~
素敵に演じられてたなぁヽ(^o^)丿
正直言うと・・
映画の『スジ・脚本』としては普通です。
ケータイ小説?メンヘラ?病み女?
主人公が・・
男性目線で言うなら・・
呼べば来て欲しいし・・好きだけど。
いつも近くに居て欲しくは無いし・・愛せない!
↑・・タイプの、【加害者が被害者ぶる女性】なので・・
全然共感も同意賛同も出来ませんが・・
ただ・・
水崎さんの脱ぎっぷりにだけ感動!!!
↑触ったら柔らかそうなんだよねぇヽ(^o^)丿
星☆評価は・・
DVD新作基準で(*^^)v③(旧作基準なら④)
DVD買う度 ◎◎◎◎◎
モ1回見たい度 ◆
おすすめ度 **
デートで見る度 ◇
観た後の行きたいお店】
キャバクラに行きたい!!!・・行くか(+_+)
逆におもろい話聞かせたるから・・金くれよ!
観た後の飲みたいお酒】
高級シャンパン!・・いや、CAVAで良いです♪
原作立花胡桃さん?どんなに『頑張った!』と主張しても、周囲がそれを鵜呑みするか?どうか?は全くの別問題だよ?
・・ヨゴレはヨゴレでしかない(@_@)
ふつうw
立花胡桃さん自伝小説『ユダ』の映画化。
自伝の映画化だからこういうものになるんだろうな。
たんたんとした流れ。
でも自分がその人生かと思うとかなり濃い人生だと思う。
主人公役が好みじゃないからなんともだけどw
評価としては面白かった。
今年劇場未だ2本目の映画は立花胡桃さん自伝小説『ユダ』の映画化。
もちろん小説の方も読んだこともなければ特段彼女を注目するファンでもないが、彼女がテレビで発する発言などを良いか悪いかは別にしてベストセラー小説を描いただけの物事への解釈力を持った人と思っており、彼女の文学力量に興味があって鑑賞。
ちなみに題名の『ユダ』とはイエス・キリストの13人の弟子の一人の名前で一般に言い伝えられる新約聖書の解釈によればイエスを裏切って彼を祭司長たちに引き渡した人物。 その結果イエスは処刑されてしまう(小中学生にプロテスタント系の教会に通っていた豆知識)。
このことから裏切り者の代名詞として 『ユダ』 が使われるとのこと。
ただ、ユダはイエスの最大の理解者であったという解釈もあるようで、最近みつかった古文書によればユダは真面目で篤実な性格で、律法学者に騙されて捕縛者をイエスのところへ導いてしまった,というユダを援護する新説もあるそうです。
小説は前節からとってるのでしょう。
映画自体の全体評論としては面白い。
オーディションで抜擢された水崎綾女が変幻していくパーソナリティを違和感なく非常に自然に演ずる高い演技力、
また大物は使わない役者陣の演技もとても自然。
セットも夜の歌舞伎町という清濁併せ持つ世界もストーリーも本人がリアリティに拘ったというだけあって物語としてはよく仕上がっている。
ただ彼女曰くの『裏切りに継ぐ裏切り??』の程度に対しての本人が行ってきた世の中への報復?は未熟すぎて自分へのエクスキューズが過ぎるのでは?という感想(もちろん自分へのエクスキューズではなく善悪の区別が識別不能になったのだと思うが)。
でも自伝的物語といえば大概は解釈を強引に後付けで追いつけて綺麗に過去をドレスアップする『自画自賛』ものが多く、自分は好きではない中、自戒も込めて?全て赤裸々に過去を告白するところは称賛できる。
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