映画クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセスのレビュー・感想・評価
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うーーん...
■良かった点
・ひまわりのドレス姿が可愛い。
・みさえとひろしの「ひまわり(子供)を取り返すためなら何でもやる」という親心が感じられる。
■うーん...な点
・サンデーゴロネスキーの声が低すぎて聞き取りづらい。音楽に負けてるシーンもあった気がする。
・「お前は誰だ?」のシーンでしんのすけが大号泣するのが違和感。あんな怖い顔で怒号響かせられて、シンちゃんが可哀想だった。子供からしたらあのシーンは怖い...
・題材からしてひまわりが主役なので、ヒロインを起用しなかったんだと思うけど、やっぱりインパクトが欠けていた。印象に残ったキャラが誰もいない。ゴロネスキーも特に何もしてこないし、敵感が全然無かった。
・申し訳ないけどゲスト声優さんの影が薄すぎて、所見だといつ登場したのか全然気づかなかった。
・ラストの天秤のシーン。直近のゴロネスキーの怒号のせいで全然感動しなかった。
・メインポスターも過去作の中で一番印象薄い。しんのすけ達コッチ向いてよ...
・太陽の模型から大きな光が出て、しんのすけがユルユルの賢者だと分かり、太陽から放出されたヒママターは太陽系すべての星々を包み、ヒママターが満たされたからひまわりが星にいる必要が無くなった。うん、わからん。新情報が一気に押し寄せてきて理解するのに時間がかかった。
総評して、映画としては悪くないですが、クレしん映画としてかなり物足りなさを感じました。
感想メモ
おもしろかった
ひまわりっていう名前しんのすけがつけたんだ!
ボインダという名前の巨乳のお姉さん、今の時代だと無理だろうなぁ…、クレしんは制約が増えすぎた
ひまわりがいなくなって、自分がしたことの重大性に気づく5歳児よい、もっと罪の意識に苛まれて欲しい
ヒママターをもっと地球にくれ…
ヒマワリ星の王様良い人なのに顔と情緒が怖すぎる
よかった
ひまわりが地球の反対側にある兄弟星のプリンセスとして連れて行かれる。その星ではひまわりを大切に育てようとしていて、なんら悪気がないどころか、むしろひまわり本人にとっては地球にいるよりずっと条件がいい。しかし野原一家として、娘を取り上げられるのはたまらない。敵が全く悪くないのが怖い。特にラスボスは悪者っぽい高笑いをするだけで、それほど悪くないので気持ちのやり場に困る。悪意のある人物が一人もいない。しいて上げればしんのすけがひまわりに意地悪なくらいだ。悪意がなく善意でやっているのに迷惑なのは統一教会の信者のようだ。
ヒママターが重要なポイントとして扱われているのだが、現実世界では特に影響がない。
20周年記念作品として気合が入っている感じはするのだが、いつもは90分か100分くらいなのに今回は110分もあって長い。途中で眠くなり3回に分けて見る。物語がなかなか進まない感じがする。
地球の反対側にある兄弟星はロマンがある。
う~ん、舞台が壮大すぎる(宇宙だからねえ)
熱中して観ていた長男坊も高校生になり、しばらくしんちゃん映画から離れていましたが、今度は小学5年の娘にせがまれて、またしんちゃん映画を劇場で観るようになりました(DVDは全作持っていて子供と一緒に鑑賞出来得るある種珍しい作品ではあります)。
しかし、今年のはさすがに、観終わった娘も「意味がよくわからなかった」「去年の方が良かった」との感想でした。
しんちゃん映画の統一テーマに「野原家の家族愛」というものがあると思います。今回も最終的にはしんちゃんとの「兄弟愛」という落とし所で納めています。しかし、それを再確認させるべき、敵対すべき障害が、今回はあまりに陳腐でした。
宇宙を舞台にする理由が壮大すぎて、ひまわりが王女にならなければならない説明が長すぎて、しかも結論として名前が「ひまわり」だからという強引さには、大人の私と同じく、子供の娘も???の顔をしていました。
元来しんちゃん映画には生粋の悪役は登場しません。皆最後には憎めないキャラクターとして描かれますが、今回は良い人ばかりが登場します(しいて言えば悪役の役どころは、このままでは地球が爆発してしまうという、環境状況かな?)ですから、なかなか物語の中へ没頭することが出来ませんでした。
やはり宇宙という舞台、意思表示を行うのが難しいひまわりを主役に設定したというのは、目先を変える意味では意義があったのかもしれませんが、消化するには難しいテーマだったように思います。
ラストのしんちゃんの叫びの中に「地球はこれからオラたちが変えて見せる」という趣旨のセリフがあると、少し味わいが得られたかもしれません。
(劇中にはそういうセリフはありませんので、あしからず)
最後に思わず「あれ、これってナウシカのパクリかも?」と思ってしまうシーンがあります。それを探すのも一興かも。
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