「愚かさとは生きた証」11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち フードファイターFさんの映画レビュー(感想・評価)
愚かさとは生きた証
三島が日本をハイジャックされた飛行機とたとえたが、まさに戦後日本はその状態である。それが良しか悪しかはどちらとも言えない。吉と出た部分もある。
だから一概には言えないが、三島の日本に対する絶望は日本人としてよく理解できる。
50年近く経った今、三島の求めた憲法改正が今まさに来ようとしている。
三島は時代を先取りしすぎていたのだ。
現代人は日本人ももっと三島由紀夫がどういった心持ちで割腹したかを知るべきである。
もし知っているならば、三島の意見は現代人にとって耳が痛いものであるだろう。
武士として死んだ三島由紀夫はまさに日本男児である。
こういう男の世界を現代の男児も忘れないで欲しいと思う。
最後に、三島由紀夫は日本の男であった。
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