「『怒りは愚かさの中に消えてしまうのか?』 本当に三島由紀夫先生の言葉か??」11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
『怒りは愚かさの中に消えてしまうのか?』 本当に三島由紀夫先生の言葉か??
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『怒りは愚かさの中に消えてしまうのか?』
そんな事を三島由紀夫先生は言ったのだろうか?
『益荒男がたばさむ太刀の鞘鳴りに幾とせ耐へて今日の初霜』
この映画の三島由紀夫先生は若松孝二監督の解釈だと思っている。
『自衛隊は憲法を守る軍隊になった。』
三島由紀夫先生は何に国を憂いたのか?この言葉に答えはあるのだと思うが。
行動自体は実にアナクロで、
醜い行動であるはずなのに、この映画では、間違ったイデオロギーを鑑賞者に刷り込んでしまって、異様な行動ばかりが目立ってしまっている。では、一体何を理由に、三島由紀夫先生は自決したか?
『豊饒の海』を読むべきである。私は私なりに結論を得る事ができたが、この映画での表現は若松孝二監督が語る『憂国』ではないと知る事ができる。だから、この映画には共感出来ない。少なくとも、観念的過ぎる。
さて
今日は京都アニメ事件の四回忌。ご迷惑を祈ります。
2023年7月18日
京都九条にて。
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