劇場公開日 2012年9月1日

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最強のふたりのレビュー・感想・評価

全357件中、321~340件目を表示

2.5前評判以下かな。。。

2012年12月8日
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鑑賞方法:映画館

単純

寝られる

可もなく、不可もなく。 どうしてこれだけ前評判が高いのか、全く理解できませんでした。 普通のストーリー、普通の映画。 ラ・ボエムのカルボナーラみたいな感じで、とりわけ美味しい訳でもないけれど、センスが悪いわけでもないから、人に薦めても恥をかかない、みたいな印象です。 事勿れ主義が大多数を占める現在の風潮の中で、癖のないものを「いいもの」と評価して、自分を「いい人」と評価されたがるような人にはぴったりの映画かと思います。

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maruichi

4.0これこそ、人間と人間のつきあい方だ!

2012年12月7日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

幸せ

ロングランしているので、遅ればせながら観た。もっと泥臭いコメディかと予想していたら、思いのほか洗練されたドラマだった。まるっきり違う世界に生きてきた二人が出会ったとき、こんな化学反応が起きるなんて、すばらしいなぁと思った。本音でつきあえる。同情からじゃなくて、対応する。腫れものに触るように扱わない。そこがいいよね。ドリスはしょうもない奴かと思ったけど、いいとこあるし、人の気持ちがわかる人。フィリップは金持ちの鼻もちならない人間かと思ったら、愛を求める孤独な人。二人とも無理に善人にしていないところも好感が持てた。この不況感まっただ中の世の中で、観終わった後、幸せな気分になれるのもうれしかった。最強のふたりから、ハッピーな気持ちをもらえた。ありがとう!

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瑞

3.5介護する方は見るべきなんだけど・・・。

2012年11月24日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

幸せ

身体の不自由な方を介護する方に是非見てほしい作品です。よく「可哀想」とか視線で見がちであるが、それを覆すくらいのパワーのある作品です。 ドリスの破天荒な介護方法ですが、被介護者を一人の人間としてみており、その反動でしょうか、ラストシーンは、すごく良いです!!また内容が起・承・転・結のとおりになっておりわかりやすかったです。 ただ、マイナス点をつけるとすると、海外映画に特有な下ネタで笑いをとるのはやめて欲しい。(どこがおもしろいのか、よくわかりませんでしたね)

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機甲猟兵

4.5真っ暗な映画館で、一人でじっくり観てほしい

2012年11月20日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

最初はまったく知らなかったけど、ポスターでピンときました。 180度違う二人が、段々お互い寄り添っていく姿がいい。 介護も、すっごい型破り。 だって、富豪が男性を雇った理由は、「彼は私に同情してない」。 さすがフランス映画。どこかクスっと笑えて、ニヤっとして。 そして最後は思わぬ展開で、ほろり。 泣けました。 ハリウッドでリメイクとのことですが、ここまでの味を出せるかどうか。

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ゆき@おうちの中の人

4.0ありがとう。

2012年11月20日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

今さらながら、友達の口コミやレビューの高評価をきっかけに、劇場で観ました。本当に間に合ってよかった、劇場で観れてよかったです。内容についてはダラダラ書きません、観れば分かるので。黒人のやさぐれた青年ドリス、富豪の身障者フィリップ、二人のまぁ楽しそうなこと、劇場公開がまもなく終わるころなので、人もまばらだったため、笑いをこらえるのに必死でした。ドリスの少々?ブッ飛んでる陽気さ、身障者でも関係なく対等に振る舞う素直さ、フィリップのノリのよさ、懐の深さ、正直ヤラれました。観終わったあとに、男に生まれてよかったなぁと思える、心暖まる作品でした。

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D.yazawa

4.5軽やかに温かい映画

2012年11月17日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

久々のフランス映画 前評判が良すぎたので警戒しながらの鑑賞でしたが そんな事も忘れてあっという間の2時間でした。 介護に失業、 社会的な様々がそこここに重いベースでありながら サラッと観せてくれ軽やかにアースウィンドファイア♫♬ 心に響かせながら帰路に・・・・ 是非劇場鑑賞して欲しい。 今年、数少ない良作です。

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たむさん

4.5硬くなった心のストレッチ

2012年11月17日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

冒頭から引き込まれてしまいました。こいつら、なに?何をするつもりなの? …まあ、おいおい分かってくるわけですが。 人生の痛みと癒しのバランスが良く、愉快な場面ではあれこれ考えず笑えた、いい映画でした。 ちょっと硬くなっていた心の、気持ち良いストレッチになったみたいです。 重い障がいを持つフィリップと、介護人として雇われた前科者ドリスとの交流を軽快に、温かい目線で見せてくれました。 ドリスの無神経な物言い、それが普通の環境の中で居所もなく生きてきたのでしょう。互いに問題を抱えている二人の、一緒の時に生まれる親密で誠実な空気がなんともいえません。 屋敷のスタッフ達も、多くの応募者の中から選ばれたバリアフリーな心を持った人達なんだろうな、異世界からやって来たみたいなドリスとの掛け合いもそれぞれに楽しかったです。

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グッドラック

4.5皆が君を必要としている!

2012年11月11日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

幸せ

スラム街育ちの黒人青年と首から下が麻痺している富豪の絆。 何なのだろう、特別目新しい題材でもないのに、特別に感じてしまうこの魅力は? それはきっとオマール・シーが演じたドリスにあるのだろう。 複雑な家庭環境、荒れた生活、無学で無職。 失業保険欲しさに就職活動した富豪の介護の面接に採用。 ドリスの介護は見てて危なかっしいが(笑)、頑なだった富豪フィリップの心をほぐしていく。 臭い言葉だが、それは“心”だったのではないか。 障害者と対すると、必要以上に気を遣う。中には偽善もあるだろう。 そういうのって何より鬱陶しく、嫌なものだろう。 ドリスはそれらをまるでビートたけしのようなキツいジョークで笑い飛ばす。 フィリップを“障害者”としてではなく、“人”として対等に接する。 壁を作らないドリスに、我々は劇中のフィリップ同様、魅了されてしまうのだ。 終盤、ドリスはフィリップの元を去る。 修復し難い仲になったわけでもなく、仕事放棄したわけでもない。 ドリスの家族にはドリスが必要だったからだ。 そしてフィリップもまたドリスを必要としていた。 不必要な人間なんて居ない。 皆が、あの人懐っこい性格と屈託のない笑顔を必要としているのだ!

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近大

3.5並みに良かった

2012年11月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

単純

評判が高く、行きたくて行きたくて、やっと都合がついて行ってきました。ささくれだった心を洗うつもりで(笑) 一番感動したところは、ドリスの素性や過去なんか関係ないってとこかな。 内容には感動したけれど、映画としては4点には届かず、な印象。 ところで、ブギワンダーランドのCD買いにわざわざ遠回りして帰りましたとさ。。。 やっぱり劇場で観たい作品です。

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プリン3

4.0彩る、「壁」

2012年11月2日
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鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

本作が劇場映画デビュー作となるエリック・トレダノ監督が、パリに住む市井の人間を軽やかに描く力作「PARIS」にも出演したフランソワ・クリュゼ、「ミックマック」のオマール・シーを主演に迎えて描く、人間ドラマ。 異なる境遇、価値観をもった2人の人間が、衝突し合い、笑い合い、互いを認め合っていく。世界各国、この極めてシンプル、かつ難しいテーマを扱った映画は数多い。優等生と、不良。金持ちと、貧乏人。男と、女。大きく捉えてしまえば、全ての物語の根底を支えている巨大な柱といって過言ではない。 ただ、この「柱」。多くの観客が「う~ん、ちょっと苦手かも」というキャラクターが、奇抜な価値観を振りかざして輝く相対するキャラクターに引っ張られ過ぎると、映画作品の軸となる「雰囲気」なり、「スタンダード」さえもが見事に崩れ去る事もしばしば。「いつの間に、脚本家が変わったのですか?」と作り手にフリーダイヤルで抗議したくなるほど、世界が暴力的にひっくり返る危険も孕んでいる。 だから、怖い。だから、面白い。 さて、本作はどうだろうか。事故で下半身不随になり、人生を持て余している大富豪の家に、刑務所帰りの破天荒な青年がひょんな事から入り込む。知らない世界、むくむく膨れ上がる好奇心。富豪の人生が少しずつ、熱を取り戻す。 単純にあらすじを追えば、数多の「柱崩壊」ドラマとの差異を推し量るのは難しい。だが、この二人の間には友情という糸と並び、透明な「壁」が立ちふさがっている。この一点に、本作の魅力が詰まっている。 聞いたことのない音楽。吸ったことのないタバコ。青年が差し出す「未体験」に、富豪は惹かれていく。と、同時に、「自分は、自分」という厳格なアイデンティティーは決して崩すことなく、青年との間に築いている。 叱るべきは叱り、楽しむべきは楽しむ。認め合うべきは、認め合う。富豪側に、人間として確固とした性格の基礎があるからこそ、青年も安心して彼を自分のテリトリーに引っ張り込める。その安心感と、本当の意味での信頼感が物語の肝であり、観客の高い満足度の根幹を支えている。 破天荒なだけじゃあ、見苦しい。硬いだけじゃあ、肩がこる。的確なバランスで紡がれる2人の人間の心の再生が、透明な「壁」を鮮やかに彩っていく。 きっと本作の作り手は、たくさんの人間とぶつかり、戦い、認め合ってきた素敵な経験をもつのだろう。だからこそ、「変わる」「変える」群像劇をこれだけ情感たっぷりに描けるのだろう。単純に「強引に、相手を塗り替える」心の交流に満足する映画の作り手に、笑顔で捧げてあげたい作品だ。

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ダックス奮闘{ふんとう}

3.5爽快感が突き抜ける下現代社会の盲点

2012年11月1日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

肉体と脳のつなぎ目をどうシナプスでくっつけてゆくかが 近代世相の追求点であった。 動かないで安全に暮らし続けるがために軍備を雇って危険を避けてきた深層心理部で 自由幅をどう適当に入れてゆき身体を適温にキープするかが核心で 無くした部位は補ってこそ明るい意識下で花開き、 本来の素朴な人間よりも数倍の輝きが得られる典型話。

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ばかたれ

4.0多様性を認めるって素晴らしいことだ!

2012年10月30日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

幸せ

レインマンのフランス版かと思っていたが、冒頭に事実に基づくとあったので少し趣きがちがうなと見始めた。 全体を通してドタバタ活劇風だが、見終わったあとには一服の清涼感が残った。 社会的弱者に対していろいろな接し方があるということを改めて考えさせられた作品である。 そしてもっと言えばすべての事柄に多様性があり、それらが重んじられるべきであるということを主張している。 観客にそこまで読み取れるかを問いているような気がする。

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Golgo14

4.5笑って泣いて

2012年10月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

フランス映画らしくない映画 邦題にセンスが無い もう『フィリップとドリス』でいいんじゃないかと思った ただもう一度劇場で観たいと思わせる映画なの確か

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Luca

4.0君がいて僕がいる

2012年10月19日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

なんと言ってもドリスがいい。 自分の思いに忠実で実直で素直で、裏表がない。 ただ単に一般常識が足りていないだけ。 この「一般常識」が世の中ではとても大切にされているが、それだけではないということをドリスを見ていて感じた だからフィリップは感じたのだろうし、二人に絆が芽生えたのだろう。 フィリップが言う「あいつはわたしに同情などしない」 フィリップのところで働くようになりドリスはちゃんと成長する そんな過程もとても素敵に描かれています。 最後の展開はなんとなくわかってしまうオチでしたが 海沿いにドリスの笑顔、なんだかとってもジンときました 「最強のふたり」だけど、この邦題って。。。

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ripc02

3.5思ってたより笑えない

2012年10月13日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

他の人のプレビューを見て、泣く程ではなく短くて笑えて良い映画と書いてあったので観に行った。 確かに笑えたが笑えないことも多々あった。 そして泣けた。泣くのを我慢しながら観た。我慢しても涙が出てくる。 金持ちの役者さんの表情が泣ける。 介護人の役者さんは体格良かったなあ。 自分としては笑ってすっきりして見終わりたかったけど結構考えさせられます。

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アトランティック

3.5自然な演技が良い。

2012年10月8日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

かなり前から楽しみにしていた作品の一つでした。 ナイトシアターで観ましたが、ほぼ満席状態でした。 半身不随の大富豪のフィリップと貧しい青年ドリスが出会って。。。 といったストーリー。 感想としては「まぁまぁ面白い」フィリップが病気なことを忘れて 普通に接するドリスとのやり取りは思わず笑ってしまいます。 またフランス語なので注意深く集中して鑑賞できたのも 個人的には良かったかも。 ただタイトルも「最強のふたり」と大げさな割には、 物語の盛り上がりも特になく、ごくごく平凡な感じでした。 話がぶつ切り状態に感じることも多く、 ちょっとハードルを上げてしまっているかな?という気がします。 ともあれその平凡が個人的にはとても好きだったりはしました。 それも彼らの演技がとても自然で素晴らしかったと言う事に他なりません。 のんびり楽しく観れる映画だと思います。

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CaVa?

4.5今年最高! マセラティがまたいい!!

2012年10月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

楽しい

映画のレビューは他の方が書いているとおり。いまさら同じことかくのもなんなので、私としては印象に残ったことをちょっとだけ書きたい。それは映画冒頭や、大事なシーンで登場する、二人の乗り回すイタリアの高級スポーツカー、黒のマセラティー・クアトロポルテ最新型。黒くセクシーで巨大なスポーツカーでありながら気品ある優雅なデザイン、至高のエンジンサウンド。冒頭のカーチェイスの踊るような走りは、この映画の先行きを暗示するワクワク感にぴったり。まるで主演の二人を足して二で割ったようなこの車を選んだ製作者のセンスに感心しました。これがこのジャンルの映画として非凡なところをよく表しています。

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Katsubou

3.5素晴らしい演技

2012年10月2日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

この映画は障害者と介護という重くなりがちなテーマだが、随所に見られたユーモアある台詞と素晴らしい役者の演技で、暖かさのあるヒューマンドラマに見事仕上げていた。 ドリスはフィリップに対し同情したりするのではなく対等に接し、フィリップもドリスに対し経歴等は気にしない。 この映画は障害者介護の問題ではなく、友達との青春ストーリーにも思えるのが良いところ。 早朝のパリをふたりが歩くシーンが一番好き。 ふたりの掛け合い、景色、早朝の街が作り出す雰囲気。 全ての要素が集まって出来る自然なシーン。 彼らの関係はお互いがお互いを尊重しているから出来る事で、誰にでも出来る事。だけど難しい。 ドリス役のオマール・シーは勿論のこと、フィリップ役のフランソワ・クリュゼの演技は素晴らしかった。 役柄上、顔の表情だけで演技しなければならなかったが、喜怒哀楽をきっちり演じきっていた。 劇場で観るべき作品のひとつ。

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hiro

5.0短い!

2012年9月29日
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鑑賞方法:映画館

笑える

知的

幸せ

エンドロールがはじまった時、「え?もう終わりなの?」と思ってしまったほど、中身の濃い作品でした。 実話系にありがちな中だるみ的部分もなく、最初から最後まで文句なしです。 2時間の映画ですが、4時間だって見たい。 お金持ちの障害者フィリップと、貧乏な介護人ドリスという本作。 暗くなりがちな話なのに、底抜けに明るい。 無理に泣かせようというシーンがなく、笑いも寒くなく、よく考えると深い。 初対面時からフィリップと対等な物言いをするドリス。 途中、フィリップがドリスに感化されていく流れは「いいのか?」と思ってしまったりもするが、ドリスの方も影響を受け、お互いがお互いを”一人の人間”として接する。 是非多くの人と感動を分かち合いたいと思える本作ですが、フランス映画でメジャー系の国内配給ではなく、上映館数が少ないのが非常に残念です。

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はち公

5.0最高でした。

2012年9月29日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

観に行って正解でした。静と動、全く正反対の二人が出会ったときに素敵な化学変化が起こるのを目の当たりにし、楽しくて幸せな気持ちになりました。 見ていて時折切なくなりますが、それでも明るく笑うドリスの笑顔に癒されます。互いの絆を深めながら、近すぎず必要とされる距離感で居られる二人が素敵でした。間違いなく今年一番のハートウォームムービーです。

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anjee