劇場公開日 2015年8月1日

  • 予告編を見る

「そこまで悪くない」進撃の巨人 ATTACK ON TITAN ♰漆黒の悪魔ルシフェルの側近のイトコの家の松居棒♰さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0そこまで悪くない

2015年10月13日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

原作好きです。

友人やネットの評判が物凄く悪くて気になってたんです。評価☆1とか…とんでもなく金かけてるのにやべえなと。どれだけ酷い映画なのか、逆に興味が湧いてきたので見てきました。

見終わった感想は「そこまで悪くない」。
ストーリーとキャラは確かに良くなかった。原作が好きすぎてそれ以外は認めない人にはキツイでしょう。エレンが本当に本当にクソ野郎です。逆ギレしか脳のないガキです。サシャもとってつけたような弓が上手い設定を抜かせば、ただ芋食って空気悪くする女。確かに原作のキャラ達も狂ってると感じる行動はしますが、その行動も漫画の流れに調和していい味を出してるんですよ。でも、映画のキャラ達はただの空気の読めないやつらでした。嫌いです。

ただ、ストーリーとキャラを抜かせば◎。巨人に襲われるシーンはかなり絶望的でハラハラさせられました。あ!バイオハザードみたいな感じですよね。ストーリーなんてあってないようなもんで、だけど、ハラハラドキドキで面白い。まあ…バイオハザードは登場人物が魅力的だけど……こっちだって……うん、巨人がでかい。大きさは勝ってます。あと違いといえはま、敵を倒すシーンより、敵に襲われるシーンの方がずっと面白い。
ともかく、この監督でなければこの臨場感は出せなかったんじゃないでしょうか。私はスタンディングオベーションとまではいかないけど、終わったあと満足だと頷くぐらいは良かったと感じました。

うん、やっぱりそこまで悪くないなあ!

♰漆黒の悪魔ルシフェルの側近のイトコの家の松居棒♰