劇場公開日 2015年8月1日

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「音楽がよろしくない」進撃の巨人 ATTACK ON TITAN チャーリーさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5音楽がよろしくない

2015年8月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

ようやく参戦できましたよ、『進撃の巨人』への評価合戦!! 映画を観ることを楽しみにしている者として、これだけ盛り上がっている作品について自分の意見を言わないで済ますわけにはいきません!! なかなか時間が取れなかった中で、ようやく本日、鑑賞の機会を得たわけであります!
で、一番に気になったのは、音楽・・・ なんだろ、これ・・・ なんか変に感情にマッチさせたような音楽がほぼずっと鳴っているんで、逆に白けたりしちゃったいましたよ。計10回ぐらい、『この音楽を止めてくれ!』って心の中で叫んでおりました・・・
そして録音・・・ 市井の人々の無駄な会話の入れ方、主要人物たちの会話の声、そのどれもが変に浮き上がってる感じで、なんかしっくりこないんですよ・・・
そして巨人・・・ はっきり申しますと、私的には全然怖くなかったです。なんでだろうなぁ・・・と自分でも思うのですが、グロさも特に感じず、なんかそこら辺にいるおじちゃんやおばちゃんが、頑張って演技している感じばかりがしてしまって、むしろ親しみさえ感じたりして・・・ たぶん、もっと巨大さを感じさせてくれる撮り方だったら、その恐怖も増したのかなって気はしますね。今書いていると、往年の『キングコング』を思い出すのですが、そこではもっと大きさを感じられた気がするんですよね。その大きさの感覚が今回の巨人には感じられませんでした。
と、ここまで否定的な印象を積み重ねてきたわけですが、でもっ! でもですよ! ラストは良かった!! 原作にあるのでネタバレにはならないとは思うのですが、エレンが巨人化した後!! その暴れっぷりは結構、興奮させられましたねっ!
あまり邦画を観ていないので偉そうなことは言えないのですが、でも結構本気でパニックムービーを撮ろうとしていることは頷けて、それはやっぱり嬉しいことでしたね。だって変におちゃらけた邦画ばっかりのような気がするから、最近ね。

チャーリー