鍵泥棒のメソッドのレビュー・感想・評価
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ムロツヨシは……ありです
強面でどんな仕事も完璧にこなす殺し屋(便利屋)のコンドウが銭湯で転倒。
そしてまさかの記憶喪失。
それをいいことに、売れない役者の桜井は彼のロッカーの鍵を自分のものと入れ替え、人生を交換しようとする。
そんな中、早く結婚相手を探したい香苗は、記憶喪失中のコンドウ(桜井)にアタック。
桜井の“泥棒”から3人はヤクザのゴタゴタに巻き込まれていく。
これは発想の勝利ですね。
他人を名乗って生活する、入れ替わりという一見普通の設定で、ここまで複雑に話を展開させていくのは流石でした。
細かい部分など、つくりはかなり上手い。
監督、作品ともに評価されるだけのことはあります。
しかし、私はあまり内田監督が合わないというのが今回はっきりしました。
決してつまらないわけではないですが、なんだか物足りないというか。
自分の理解不足なだけかもしれませんが、「え?それで終わり?」と言いたくなってしまう。
ただ、『アフタースクール』よりは好きでしたし、面白かったです。
だって半沢と大和田常務ですよ。
この2人の共演面白くないわけない!
なりすます堺と豹変する香川、そしていい具合に物語を掻き回す広末。
この3人の芝居だけで何時間でも観てられます。
まさか恋愛映画だったとは、しかもあの2人の。
銭湯行ったら、石鹸には気をつけましょう!
堺雅人と香川照之の最高傑作❗️
3回目の鑑賞。
何度見ても面白い。よくこんな脚本思いつくなあと感心します(内田監督)。堺雅人のダメ男役も大ハマリですが、殺し屋と好青年を演じ分けた香川照之が秀逸!ちょっと不思議ちゃんの役を演じた広末涼子さんもこの作品になくてはならない存在です。荒川良々もコメディ顔なのに、ダーク役で逆に面白い。ラストで広末涼子、堺雅人の隣人のキューンスイッチが入るシーンが最高。吉井和哉さんの曲もこの作品に本当にピッタリで、内田監督あっぱれです。
え?最高じゃない? 笑えて楽しくて切ない部分もあればラブもあり 全...
はなまる娯楽映画
香川さんが銭湯で転ぶシーンが、すんげーーー跳ぶのでつい巻き戻してしまった(笑)
数年前に見た記憶があるけれど、最初から好きな感じなのでそのまま視聴。テンポがいいなあ〜
半沢直樹で共演している2人が、全然違う配役で共演。アッパレな演技力!
堺雅人演じる桜井のダメ男ぶりといい、バレた時のアホヅラ(←口がずっとほの字(笑))といい、演技が下手な演技といい、うまいなぁーー
アパートもよく見つけたなっていう味わい深いアパート。
ん、桜井武史って、ミスチル桜井さん×小林武史?
コンドウの几帳面さといい、広末の不思議ちゃんぶりといい、キャラ設定も素晴らしい。
小道具とかロケ地とか、いちいちよく考えられてそう。
アンジャッシュのコントのようなハマり方と言ったら語弊があるか。
日本アカデミー賞の最優秀脚本賞を取ったそうで、納得。アイディア満載の痛快劇。
平和な娯楽映画って貴重だなぁ。
荒川良々が若く見えるーー
吉井さんのエンディングもかっこいい。
あ、ムロさんが広末のありなし写真で使われていたな(笑)
また同じ所で笑った
主演3人の演技が光る!
コメディ、サスペンス、ラブとたくさんの要素を盛り込んだ本作。
個人的に一番良かった点はやっぱり役者陣です。演技上手いですねー。特に主演の三人。いろんな役を演じられている中1つに縛られることなくいろいろな役を演じられるのはシンプルに凄いの一言です。これからも活躍が楽しみです。
他にはいろんな方も書かれていますが伏線がしっかりあり所々びっくりさせられるところもあるので終盤は飽きません。日本アカデミー賞の脚本賞を獲得したのも納得です。
ここからは少し気になったところを書いていくので苦手な方はご注意ください。
正直1時間を過ぎたあたりで少しだれている感じはありました。コメディでもなくサスペンスでもない宙ぶらりんな感じだったからですかね。
それと主人公の桜井にあんまり愛着が湧かなかったんです。クライマックスでもそんなに凄いことやってませんからね。
でも、脚本に文句はないし是非見て欲しい映画です。
内田けんじさんの次の作品にも期待しています。
まるで半沢直樹、でも違うベクトルの面白さ
悪くない、
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