「「観たい映画リスト」に入ったままで未鑑賞の数多くの作品の1つ」鍵泥棒のメソッド ナイン・わんわんさんの映画レビュー(感想・評価)
「観たい映画リスト」に入ったままで未鑑賞の数多くの作品の1つ
これは面白い。
『運命じゃない人』(2005)、『アフタースクール』(2008)の内田けんじ監督の2012年の傑作で、やっとこさ鑑賞。
2016年に韓国、2021年に中国でそれぞれリメイクされた、良く出来たハラハラ・コメディ。
「何がコメディかって?」キャラクター達の個性が面白い。香川照之と広末涼子だ。香川が演じる几帳面で計画性のある人物と、広末が演じるあり得ない程の計画性と実行力の編集長。
そして混乱の元凶を堺雅人が困り顔で演じる。
荒川良々は「いかにも」と言う感じの "笑わせキャラ" を真面目顔で演じてるが、身長が180cm超えなので立ってるシーンでは威圧感がある。
2013年、第86回キネマ旬報ベスト・テンで日本映画脚本賞、芸術選奨文部科学大臣賞、第36回日本アカデミー賞・最優秀脚本賞を受賞。
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