エクソシストのレビュー・感想・評価
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大昔に観たけども
Amazon Primeで無料視聴できる期間があと3日で終わると書いてあったので慌ててみました。(最近このパターン多いな・・・)
エクソシストは過去に観ました。大昔です。映画館では無かったかと・・・金曜ロードショーだか日曜洋画劇場だか・・・確かに観ました。
でもほとんど忘れてたw
いや~、本当に覚えてないもんですね。ストーリーとか細かいところは。首が360度回るとか緑色の吐しゃ物とか印象的なのは覚えてるんですけどね。
でもブリッジで階段を駆け下りるシーンが無かったな?と思いましたが、あれは劇場公開版ではカットされてたんですってね。ディレクターズカット版で復活したんだとか。じゃあ私は何を観たんですかね?何回か観たのかも・・・?
まあよく覚えてないおかげで新鮮な気持ちで視聴。
導入部長いな~とか、やたら登場人物がタバコ吸うな~とか思いながら観てましたが、何と言うかリアルなんですよね、彼らの演技が。とても自然。上手いってことなんでしょうか。ドキュメンタリーみたいな?ちょっと違うか・・・
リーガン役の女の子、スゴい演技力。医者を睨んだシーンなんて鳥肌ものですよ。一気に人間から悪魔に変わりましたからね。まだメイクも大してしてないのに。表情だけであの変化はスゴいなあ。
細かいところは何も明かされず、結局何が起こったのかもよく分からず、どうなったら悪魔祓いが完了するのかも専門家のはずのメリン神父も分かってるのかな~って感じでした。結局どうなって死んだのかも分からないまま殺されてるし。最後はカラス神父が力技で殴りつけて自らに憑依させてそのまま自殺という強引なやり方・・・果たしてあれで解決したのだろうか?
まあちょっと「ん?」と思うところも多々ありましたが、古典にして傑作。十分に怖いですし、素晴らしい映画だと思います。
ウザくない
なんとなくホラー映画が見たくなって、すごく有名なホラー映画である本作を視聴した。他の人のレビューを見てみると、あんまり怖くなくてがっかりしたっていう意見が割とあったんだけど、個人的にはそれは良かった。日本のホラー映画のこっちをめちゃくちゃびっくりさせにこようとする態度が好きじゃなくて(人間の意思と手口が見えすぎて逆に冷める)びっくりしたいんならお化け屋敷に行けばいいし。このエクソシストはそれが無くて良かった。個人的には、精神病棟に入ったデミアンに精神病患者がまとまわりつくシーンが好きで、当時の精神病に対する差別感情と理解の無さがめちゃくて出てて面白かった。(全員嘘みたいな顔とクソゲーのゾンビみたいな動きで、流石にそんなわけないって感じだった)まあ流石に怖くはないし、斬新さとかもないんだけど、ホラー映画として無理がなくて、すごくスムーズに話が進んで行ったのが良かったです。ホラー映画特有のウザさみたいなものは無いです。
そろそろこの映画について書かねばならん。
「原点にして頂点」
って結構色んな方面で使われる呼ばれ方かも。
「ホラー映画」の定義が違う人とは
何をどう努力しても最後まで話出来ないし。
ホラー映画を、ワッて背中から脅かすのと
一緒にしないでよ。って言ったって
何言われてるのか理解出来ない人って
結構多いらしくてびっくりした。
これはホラー映画の枠には収められない、
大変な傑作である。
基督教に於いての悪魔についての理屈だけじゃなく
その時代の人間達をちゃんと映さないと
これだけのドラマにはならない。
ロメロ然り、いけにえ、はらわた辺りまでくらいじゃ
ないですかね。キングは映画化すると腑抜けになる。
(勿論、ペット・セマタリー、黙秘は最高です。)
ショーシャンクなんか最低、途中でやめた。
でもって80年代ホラーは全部コメディだ。
真剣に作ってないから。
だから未だに「エクソシスト」頼り。
多分ずっと「エクソシスト」頼み。
あ、「エクソシスト」は原作が凄いよ。
カラスのあくまでも精神科医の立場から、
しかも本当にボロボロの精神科医で
信仰の危機を感じている立場から観察して書かれてる。
当時の「精神医学」なんて「医学という名の宗教」みたい。
「現代医学」を語る人達程「患者」を「理解」せずに
「医学」的な「知識」を崇める。
「現代(この映画から早五十年。)」の
「医学」的な「知識」も何十年後には、
この映画に顕れているような、大掛かりな
金の掛かるコントみたいに見えてしまっているのか。
狂った世界でこんなに真面目に大袈裟に診断したり
本気で怒ったり泣いたり悩んだりすればする程
その力は簡単に「笑い」へと「昇華」してしまう。
「悪魔」はホントにスグ近くに隠れている。
(隠されている?)
重過ぎるって。一人一人が背負っててふらふらで。
真面目な人なんだから!真面目な弱者になれるのかよオマエらは!
だけどここからは負けたら自分じゃなくなる!的な。
確信を持って弱者に棲む悪魔と闘ってるのはメリンだけ。
後はみんな迷いながら悩みながらつけ込まれながら
悶絶モンで悔しがる。人間の弱さ脆さ危うさ丸出しで。
弱いから信じるのか?弱いから悪魔につけ込まれるのか?
常に悪魔を胸に刻んでおかないと
神に気付く事も出来ないのか?
だから悪魔は祓えるけど滅ぼせない。
何故リーガンだったか解らないって?
わかるまで観りゃいいンじゃん?
一言間違えただけでコンプラ「違反」になりかねない。
哀しい。嘆くしかない。
オッサンの涙腺が緩むとはこういう事か。
号泣してしまった。
期待してたより怖くなかった
世界一怖い
タイトルなし(ネタバレ)
自分が小学生の頃に封切りされた名作である。劇場へは行かず、後にテレビで放映された吹き替え版を何度か見たことがあるが、いずれも色々なシーンがカットされていたようだ。
今回ブルーレイのソフトで初めて完全版を視聴した。事前にYoutubeの解説動画で情報を得ていたので戸惑いはなかった。しかし、冒頭のイラク北部の遺跡発掘現場のシーンはやや冗長に感じられた。あとあと伏線として生かされてはいるのだが。
オカルトブームの原点とされる作品であるが、この作品そのものはホラー要素はあまりなく、シリアスなドラマ作品として楽しめるようになっている。ゾンビ映画が苦手な私はこのような作品が好ましいと思う。
子どもの頃はカトリック教会のことはよくわからなかったが、ある程度の知識を持つとこの映画のテーマの捉え方が変わってくると思う。
久し振りに見ても感動
アマプラをザッピングしていたら、視聴可能なことを知り、見ました。
小学生の時、テレビで見て本当に怖かった・・・・・・・
大人になった今、当時の怖さ・・・・・はもう感じないけれど、丁寧にゆっくりと描いていく空気感の怖さに気がつきます。
音楽が必要最低限・・・映画撮影が終わり、クリスが家まで歩いて帰るシーンに流れる「チューブラーベルズ」・・・・痺れました。明るいいつもの町並みなのにあの音楽の使い方は凄い!!!
そして、メリン神父が到着するあのシーン・・・・本当に画になる美しさと格好良さと不気味さ!!
それと、出演者の皆さんが演技っぽく見えないのは俺だけか?? 自然・・・・そういう人々がいるような感覚。役者陣のスキルが凄いのか、監督の演技プランなのか???
引き算の素晴しい作品だと思います。名画は何度見ても素晴しい☆
高齢化社会、そして認知症など今現在日本が抱えている問題もリンクして、カラス神父の苦悩もよく判ります。
冒頭のイラクの空気感も凄い。
徐々に増していく恐怖、不安、絶望が重厚な演技で描写されている。 か...
あのシーンが見たかったのに!
あの有名な階段のシーンがないなんて!がっかり!ディレクターズカット版にはあるみたいやから、機会があればそちらをみてみたい。神父様たち殺されてしまうのね。バッドエンドやん。昔のホラーっていまいち怖くないのが多いような気がする…自分が大人になったってことなんかな?
今のところびびったのはエルム街の悪夢かな。これはあまり衝撃的ではなかったけど、今のホラーの礎を作った一作品ではあるんやろうなあ。
いろいろ怖い
約50年前に作られてたの!!!!
怖っ!
たぶん幼少時に観たのかな?
金ローでやってたかなぁ。
今回はネトフリで新着で入ったのでディレクターカットで視聴。
もちろん、技術やらなんやらは今の方が良いですわ。
今はCGとかも駆使するしね。
それでもこの恐怖には勝てないのでは?
ってくらいリアルで怖かった。
そう、なんかリアルなのだ。
長く悪魔と戦ってるメリン司祭、母の死に負い目をかんじているカラス神父。
その長い長い悪魔の取り憑いたリーガンとの攻防戦。
他の映画なら結構あっさりと退治する作品が多い中、2人のちょい休憩の疲れた顔…
それほどの凄まじさと気力を消耗するのがわかる。
2人共付けいられる隙があるのも悪魔勝ちのイメージがある。
音楽や効果なども素晴らしい。
あの曲を聴いてホラー好きな人は、これこれこの曲〜ってなるやつ。
個人的ににはスパイダーより頭ぐりんより十字架ファックの方が怖かったしメイクもどんどんヤバくなっていく様は素晴らしかった。
悪魔は淫猥な事しか言えないんかい。
結局人死に2人出して、隅で泣いてるリーガンにすぐに駆け寄る事のできない母親にわかり味を感じた。
だって怖い目散々見てるし。
しかし、悪魔が乗り移っただけで死ぬるのかなぁと思った。あの状態でリーガンが死んだら悪魔も離れるのか。と微妙な気持ちになった。しかもカラスさん、あんな良い子に…とか言ってるけど君はリーガンの事知らんやろ。
あと、当時の医療事情も怖かった。
これは見てて痛かったし、今こんなのしないわ〜ってのがあって逆にこっちのが怖かったりして。
欲を言えば母親の愛をもっと鮮明に描いて欲しかった。
エクソシストシリーズを観てないので今後視聴しようと思う。
観終わったあとでやっぱり、50年前か〜ってはぁ〜ってなる。
何回も言うけど50年でこのクオリティは失神者出るレベル。
こだわりのタイトルの出方も素敵。
0070 オマエのお袋は地獄で✕✕してやがるぜ!
1974年公開
まあ、悪魔って下品
当時の最先端医療がズラリ。それでも原因は
わからない。
ここは一つニンジャに、いや悪魔祓い司に
来てもらおう。
日本人にはキリスト教の真髄は理解できない。
なので神と悪魔の戦いもわからないし
十字架の間違った使用方法がいかに酷いことを
しているかも響かない。
まあ今でもお祈りしたら悪魔が逃げて行く、
てのは全くわからないんだけど。
首が360°回転する、緑色の汚物をぶっかける、
空中浮遊、など見た事のない表現も当時は斬新。
特に有名な神父がタクシーから降りて現場の家を
見上げるシーンの前にリーガンが来やがったな、
と闘いの前の表情が徐々にアップされるところが
対決雰囲気満開でお気に入りです。
マイクオールドフィールドのチューブラーベルズも
聞いたことない音感に驚嘆するも
オリジナル曲があったことにさらに驚いた。
100点
パンフレット購入
テレビ初鑑賞 1980年3月31日『月曜ロードショー』
子供を震え上がらせた名作ホラー
どのレビューに書いたかは忘れたけどマ王は案外ホラー映画を観る😐
特に怖かった記憶があるのは「オーメン」「サスペリア」「13日の金曜日」「羊たちの沈黙」「エルム街の悪夢」なんかだが、ズバ抜けてるのがやはり本作「エクソシスト」である👍
小学校5年生頃だったと記憶してるが誤差はあると思う🥸
日曜洋画劇場(だったと思うがうろ覚え)で「エクソシスト」を放送したのよ💦
当然のカットヴァージョンだし日本語吹き替え版だしで怖さは半減していたと考えられるのに、マ王の妹とマ王の友達、その兄の4人は未知の恐怖感に襲われたのよね😱
ただただ怖かった😫
リーガンに取り憑いた悪魔も悪魔祓いの様子も何もかもが絶望にしか思えなくて、結局は神父2人の命と引き換えに悪魔を倒す壮絶なラストを迎える☠️
観た後も暫く恐怖が身体に纏わり付いて1週間くらいは後遺症のように「良い子に生きねば」と何かに対して祈ってた🤣
ま、結局は不良になってしまうマ王なのだが😂
あの日に観た「エクソシスト」は確実にトラウマとして心に刻まれて、大人になってからビデオで観たノーカットの字幕版はトラウマの上塗りみたいに怖く、それを克服するのにDVDで「〜ディレクターズカット版」を観るという逆療法を使うくらい(内容が蛇足になってたからね)心に残る映画となった😅
マ王はね、確かにCGの技術向上も凄いと思うよ✨
でも最新技術の乏しかった昔の映画で今尚続編が製作されるホラー映画は「エクソシスト」と「オーメン」くらいじゃないのかな😬
早い話、恐怖って映像よりも内容なのよ☝️←全てのエンターテイメントの共通項であるが
ただし、続編を観て来た限り過去の作品を超える恐怖はもう作れない様子である😑
映画館での鑑賞オススメ度★★★★★
その後のリンダ・ブレアの知名度★☆☆☆☆
実は精神病問題の風刺も兼ねてる度★★★★★
古典オカルト
『エクソシスト』
1974年に公開された作品。約50年も前の映画です。
エクソシスト、久しぶりに見たくなり、エクソシスト1〜3を続けて見ました。やっぱり、オカルトブームに火を付けた「エクソシスト」は今見ると多少、演出など古さはあるものの、インパクトあります。
公開当時は、「劇場で失神する人が続出」なんて言われてました。ショッキングでしたからね。リーガンが吐き出す緑色の汚物は、
実はグリンピースであったというエピソードも有名でした。
さて、本作については、リンダ・ブレアが悪霊に取り憑かれた箇所だけ印象に残っていたのですが、改めて見ると、前半はわりと静かなタッチでして、1時間位、普通のママと娘のヒューマンなストーリーでした。
詳しい筋書きはすっかり忘れてました。デミアン・カラス神父は、神父兼精神科医だが、自分の母親を病院で死なせたことに深い罪悪感を抱いており、神父として信仰に悩みを持ち「神父としてではなく医者としてリーガンに会う」という態度を見せ、気弱な神父だったことなど、いろいろなエピソードがあり、ストーリーの詳細を噛みしめて鑑賞することができました。
リーガンの母親(エレン・バースティン)の母としての苦悩や驚きの表情(演技)がなかなか良くて、全体の不気味さを盛り上げていたように思います。
視覚的恐怖の代表格
悪魔と神と人間と
少女に悪魔が取り憑いた…!
ショッキングな内容で大ヒットを記録し、世界中にオカルト・ブームを巻き起こした名作ホラー。1973年の作品。
今でこそホラー映画の一つのジャンルである“エクソシスト”だが、その先駆。
“エクソシスト”という言葉や存在を定着させのも。
また、それまでB級の類いだったホラーをA級ジャンルに。
あらゆる意味でホラー映画の記念碑。金字塔。
シリーズ新章『~信じる者』を見るに当たって久し振りの鑑賞。
改めて見て思ったのは、静かなタッチ。
特に序盤~中盤は怖さはほとんど皆無の人間ドラマベース。
女優でシングルマザーのクリスと娘のリーガン。
母親を亡くし信仰心が揺らぐ神父のデミアン。
二組のドラマが交錯して展開。
静かな展開ながらも、暗示めいた描写や不穏な雰囲気が…。
冒頭、イラクの古代遺跡で悪魔パズズの石像と対峙するメリン神父。
後にメリンと悪魔祓いに挑むデミアン。信仰心揺らぐ彼は悪魔に立ち向かえるのか…?
クリスとリーガンの平穏な日常に忍び寄る…。天井の物音に始まり、ベッドが大きく揺れる。
遂にリーガンに…。
大人しかったリーガンの口から発せられる神を冒涜する言葉や卑猥な言葉。十字架で自傷行為や緑色の汚物を吐く。首が180度回転…!
それでも医者たちは精神的な病と少女の身体には痛ましい検査を繰り返すが、常識の範囲を超えているのは明らか。
原因不明。藁にも縋る思いで、ある儀式を。
クリスも当初は半信半疑。デミアンも拒んでいたが、初めて対した時確信する。
“悪魔”の存在を…。
エレン・バースティンの母親の苦悩。
ジェイソン・ミラーの複雑な内面。
マックス・フォン・シドーの重厚な存在感。
そして、リンダ・ブレア。ディック・スミスによるおぞましい特殊メイクとマーセデス・マッケンブリッジのドスの効いた声、勿論本人の怪演もあって、戦慄するほど…。おそらく世界中のほとんどが初めて目撃した“悪魔憑依”。
その皆の熱演は、ホラー映画でありながらバースティン、ミラー、ブレアがオスカーノミネートという形に。
その一方、ミラーの不幸やマッケンブリッジと製作側の遺恨の“曰く付き”も有名。
ウィリアム・フリードキンのリアリズムある演出もあってこそ。
終盤の一番の見せ場の悪魔祓いシーン。
汚物吐き、揺れるベッド、空中浮遊など一見チープに思える現象も巧みな撮影技術や音響効果などでインパクト強く畳み掛ける。
ベッドの上で奇行と奇声を発すリーガン(悪魔)の身体に光が差し、パズズ像が浮かび上がるシーンは荘厳ですらあった。
見世物的な安っぽさ全くナシ。厳粛なる神と悪魔の闘い。
決着は…? あの“犠牲”が出来るのは、この地上に於いてちっぽけながら“人間”という存在のみ。
悪魔の存在、神の存在、そして人間の存在を問う。
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