パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊のレビュー・感想・評価
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原点復帰
前作の「生命の泉」がかなりのパワーダウンを感じてこのシリーズももう終わりかな、と思っていたので、良い意味で裏切られた。
このシリーズって、主人公であるはずのジャックは掴み所がないキャラで狂言回しのような役割を担い、観客が感情移入するのはウィルだったりエリザベスだったりしたわけだ。
その「心情的主人公」が前作は不在だったことが、退屈に感じた大きな理由だったと思うのだけど、今回はきっちり学習してヘンリーとカリーナという鉄板の2人を配置している。
元々海賊ではなかった2人がそれぞれの父親との因縁でジャックと共に海に出る、という展開はいささか最初の「呪われた海賊」を意識しすぎと感じなくもないが(笑)
でも、人物間の利害関係が複雑すぎて陰謀劇じみていた「デッドマン・チェスト」や「ワールドエンド」とも違い、比較的ストレートに物語が展開していくので、単純に楽しみながら見ることができてよろしい。
途中で判明する意外な(突拍子もない?笑)真実と、だったらこーなるよな、というクライマックスも、ベタだけどカッコいいので許す(笑)
回想シーンの青年ジャックも良い。
若くてまだ少年といっても良いほどオボコいのに、仕草はしっかりジャックなあたり、上手い演出と演技だと思う。
待て待て前作どころか前々作あたりからの伏線と課題を綺麗に回収しちまったぞ?完結感がハンパないんだけどマジに完結してしまうの?
と思いながら見ていたエンドロールが終わった後のシリーズお約束の1シーン。
あ、やっぱ次があるのね、と安心したのであった(笑)
MX4Dにぴったり
面白いけどシリーズ1の駄作
確かに面白いんだけどシリーズ1の駄作であることは間違いないと思う。
ウィル・ターナーを3作使って描き最後には呪っておいて、今作だけで呪いを解く。またポセイドンの槍でウィルとサラザール両方の呪いが解けるのも理解できない。両者の呪いは別物であると思うから。
サラザールの呪いが解けた時も違和感がある。ジャックを海賊ということで怒っていたのが、醜い姿に変えられたことに
怒っているように感じられた。海賊ということに執着している描写があったのにこの心変わりは受けれられない。
またアイテム背景が薄い。ジャックがコンパスを受け取ったシーンがあって、作品ないでキーアイテムなはずなのに扱いはいつも通り開いて閉じてだけ、魔女設定の女性も必要だったのかも微妙。
最初の強盗のシーンが面白かっただけに非常に残念。音楽は毎度のこと最高でしたけどね
パイレーツはワクワクする!
4dxにて鑑賞。水しぶきが半端ない!ジャックの適当さ。戻ってきたウィル。ウィルの子供。まさにいいとこどりですね。前回の最後の海賊で少しがっかりしましたが、またワクワクしました。最初からおもしろい!馬鹿な男の子たち 感が。エンドロールの後にディビージョンズが出てきます。海の呪いが解けたために、ディビージョンズも復活か…次がまた楽しみになりましたね!海の映像も凄く綺麗で、そしてバルボッサ。最後のスローには少し笑えましたが。是非劇場で見てニヤニヤしてほしい!
パイレーツオブカリビアンに限っては
俺の中のパイレーツが戻ってきた!!
109シネマズ木場(IMAX 3D)にて観賞
3D効果は流石に大きい。ゾンビの灰の飛び出しが最も効果的。
陰鬱な2,3作目や、モタモタした物語運びの4作目から大きく舵を切り、快活で気っぷの良い冒険活劇を心掛けたのは大正解。観終わった後の後味が良い。(次作への布石は余計だが。)
特に若者2人がフレッシュで、これを何だかんだで見守っているベテラン達の姿も微笑ましい。父娘の物語も良い味付けだ。
しかし、非常に残念なのは4作目に続いてクライマックスが艦戦でないこと。
海底とは言え陸での槍の取り合いはチマチマとスケール感が無いし、せっかくのハヴィエル・バルデムも呆気なく見える。
海の達人2人を監督に呼んだのは何のためか。本当に勿体ない。
映画館でなら楽しめる
何が面白いのかわからない
このシリーズは見たり見なかったりだ。ディズニー映画だからというバイアスは特にないが、価値観はアメリカ映画に共通する「家族が一番大事」であることに変わりはない。ディズニーは特にその傾向が強い気がする。
ジャック・スパロウは行き当たりばったりでお人好しの船長で、海賊らしさはまったくない。特に秀でた才能がある訳でも、人格に優れている訳でもない。この人物に魅力を感じる人と感じない人がいて、私は後者のひとりだ。従って主人公にまったく感情移入できない。つまり映画を観ても全然面白くないということになる。
しかしこの映画がシリーズでずっとヒットしているということは、どこかにそれなりの面白さがあるはずだ。今回は斜に構えずにニュートラルな気持ちでこの映画のよさを見つけるつもりで観た。
国も役人も恐れないジャック。~やくざをはじめ、大抵のアウトローは既成の権威や権力を恐れない。
剣の腕がそこそこのジャック。~元々相手を殺す気がないのに戦って、会話で優位を得ようとするのは、詐欺師も同じだ。
ユーモアのセンスがあるジャック。~笑っているのは本人だけ。売れない漫才師と同じだ。
ということで、ジャック・スパロウはやくざで詐欺師の売れない漫才師という程度。やっぱり全く感情移入できなかった。残念だがこの映画は私には合わないということだろう。主人公が超軽量級の上に、価値観が浅薄すぎる。
ノリについていけなかった
分かりやすかったです^ ^
面白かった
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