マレフィセントのレビュー・感想・評価
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闇に堕ちるのは・・・
アンジェリーナ・ジョリーには、強い女がよく似合う。まさにこれですね、
とは言うものの、本作品はちょっと違う?
「眠れる森の美女」がどんな話か忘れちゃったけど、本作品はそのヴィランが主役ということで・・・
どんな悪かと思っていたら、なんか違うぞ。
【ネタバレ】
人間の闇の部分に翻弄される妖精っていうイメージが強いかな。
アンジェリーナ・ジョリーは確かに強い妖精で、悪魔をイメージするような角も生えてるんだけど、なんか、可哀相にしか思えない。
結局、欲に取り込まれていくヒトのために、傷つけられてばかり。
そんな中でオーロラとの出会いが彼女を癒していくような。思い起こせば良い話なんだけど・・・
見ている時には違和感しか感じなくて、何を見せられているんだって変な気持ちばかりだった。だからかな、楽しめた感じもなく、面白みも無かった。異型の生物がたくさん出てくるファンタジーって、結構好きなんだけど、本作品には引き込まれる事も無かった。
ヴィランだと思っていた彼女には、ワルを感じない。呪をかけたはずのオーロラを救おうとする。マレフィセントと幼なじみで恋仲にもなったオーロラの父は、闇に取り込まれ彼女を追い詰めていく。
一見、ハッピーエンドと思えるラストなんだけど、そこに行き着くまでのヒトとの葛藤を思うと、素直に喜べなかった。
前半の陳腐さは・・・・
映画館で観た時は、あまり感じなかった前半部分の陳腐さは
吹き替え版のTVで観るともう半端なかった
特にステファン王の情けないこと‼
自分の保身や出世のために愛するマレフィセントの羽を切り落としておきながら
仕返しされたことで復讐に命をかける
男の惨めな嫉妬を見せられて、ムカムカ感が半端ない
更に思いつくままに家臣・職人をこき使い、妻が病気でもスルーする最低なボス
しかもイケメンとも思えない
16年ぶりに戻ってきた娘との再会もそっけなく、
さらに奇跡的に目覚めた娘にもほぼ無反応な対応
誰のための復讐だったのかさえも観客は分からなくなる
ご飯もまともに作れない3匹の役立たずの妖精達だけれど、
オーロラを素敵な女性に成長させた魔力は超優れもの
だって、彼女らの力で、あの憎しみに取り憑かれたマレフィセントの心に
「愛」を目覚めさせるような純粋な娘に育ったんだから
真実の愛の相手が、若い王子ではなく、育ての母親だったという
後半部分の設定は So Good !
それと、美しい魅惑の世界も Very Good !
ほぼ『アバター』の世界観そのものだと思ったら、やはり同じ監督だった
ところで、茨の森って、
人間が立ち入れないという設定だったと思ったのだけれど違っていたのかな?
フィリップは迷い込むし、2度目の侵略時には王の軍団が来ていたし・・・
マレフィセントの子ども時代を演じたジョリーの実娘ヴィヴィアンは
なんだか AI っぽく、アレだったせいもあってか
余計にブレントン・スウェイツのイケメンさが際だった
ディズニー映画に、実は暗に小児●愛的な物を示しているとの分析があるのだけれど
確かにこの主人公も16才 そして初キス (うううむ)と唸ってしまった
話は読めてしまったけど、、
良いお話でした。
マレフィセントが眠らされて羽をもぎ取られるのはかわいそすぎた。
王になるために、なってからも、
なぜそこまで酷いことができるのか、、
子供が産まれて呪われたとしても、16歳まで大切に育てるのかと思ったらそれもなく見捨てる。
何も知らない女王もかわいそすぎる。
オーロラはとても優しく、マレフィセントのことにも気づいていて、2人が幸せになって嬉しい。
カラスくんもよかった!
ツンデレヴィランの子育て奮闘記
マレフィセントのツンデレ具合を楽しむ映画です。
マレフィセントが人間を憎むようになった経緯と、オーロラ姫との交流によって愛情を取り戻していく様子が描かれています。
ステファン王子の裏切りにより、人間への憎悪を募らせ、いわゆる〝闇堕ち〟したとストーリー上ではなっていますが、悪人になり切れてません。
赤子のオーロラ姫の悪口を言ってる時の、マレフィセントの無理してる様子が、とても良いと思いました。
ビジュアル面も、アンジョリーナジョリーの頬骨の張りかたなどが、凄くヴィラン向きな顔をしているな、と思いました。
また、ステファン王の扱いについてですが、マレフィセントに情けをかけて、翼を奪うだけにとどめたのに、不幸な顛末にする必要はあったのかなぁ、と思いました。
ディズニー映画は観た後に、余韻が残るところが素晴らしいです。
珍しい設定
復讐に燃えた方が主人公という珍しい設定だなと思いながら観ました。そしてストーリーも予想通りに進み、最後は娘を救う為に死んでしまうのかと思ったけど、そうではなくハッピーエンドで嬉しかった。翼が切り取られても、保管されていてくっ付いて再び使えるとは思わなかった。
真実の愛
眠れる森の美女をマレフィセントの視点で実写化。
「みなさんもよく知っている物語を、私がお話しましょう」
という語りから始まる。
人間の国と妖精の国。
人間の王は『欲』という悪い部分が芽生え
やがて取り返しのつかないくらい
妖精への憎悪が膨らむ。
妖精のマレフィセントも
人間に裏切られ復讐に燃えるけど
やがて逆に愛情が芽生える。
原作アニメを見ていなかったので、
予備知識はあまり無く見た。
アニメはマレフィセントが
ドラゴンになったり
最後に王子がキスしたり
なのかな?多分。
『王子を待つ』という時代ではないんだろうな。
改変部分は詳しくないけど予想外に面白かった。
マレフィセント目線の物語なので画面は
暗めなシーンが多い。
だけど最後、妖精の国が解放されたときは
一気に明るくなり鮮やかで綺麗だった。
とても印象に残った。
過去鑑賞
さすが安定のディズニー作品、面白かったです。
ただ、ここまで男性陣の扱いの酷い作品も少ないんじゃないかと( ̄▽ ̄;)
ステファンは完全に悪役ですし、フィリップ王子は役立たずですし、唯一活躍していたディアヴァルことカラス君もマレフィセントの下僕ですしねw
それに引き替え女性陣は素敵でしたね。
アンジェリーナ・ジョリーの美しさは今更言うまでもありませんが(ちょっと痩せ過ぎなのが気になりましたが)その時々で顔つきが違って見えるその演技力にも感心しました。アンジーの演技力もあっての事ですが一度は憎悪に身を委ねてオーロラに呪いをかけたものの、少しずつ情が移っていく様は良かったですよね。
特にブラッド・ピッドとアンジーの実子ヴィヴィアンが演じるオーロラに「抱っこして」等と甘えられた時のマレフィセントの表情は本当に可愛かったですよね。
可愛いと言えばマレフィセントの幼少期を演じたイソベル・モロイも自由奔放で無邪気な感じがしてとても愛らしかったですね。
少女時代を演じたエラ・パーネルも魅力的だったのに、ステファンにとっては富や権力への誘惑の方が強かったんですねΣ(´□`;)もう少し巧く立ち回れば玉座だけでなくマレフィセントも手に入れれたような気がしますが…。
ディズニー作品らしく一応ハッピーエンドとして締め括られていますが、実は完全なハッピーエンドじゃない辺りも何となく微妙に思えてしまいますが、まぁ全体としては面白かったのでOKです(´▽`;)ゞ
おうち-188
おなじみの物語とはちょっと違うでしょ?
いや、だいぶ違うよ。
公開当時、エル・ファニングがオーロラかぁと、ディズニープリンセス実写化に厳しい女子(何様)だった&就職で映画どころではなかった(←ほぼこちらですので、エルファンの方、怒らないでください)ので、スルー。
新作公開前に予習。
オリジナル版が好きなのですが、現代に実写化として蘇らせるなら、このストーリーなのかもしれませんね。
でもやっぱり心残り。
フィリップ王子の真実のキスで目覚めないよりも、マレフィセントってもっともっと悪く描かれてるのかと思っていたドS体質すみません。
かと言って、改変なく実写化しても盛り上がりに欠けるのかなぁ、、、
血の繋がっていない人間、種族の違う者というのはアンジーの人生を象徴する素敵なテーマだと思うのですが。
あーもやもやだ。こんなはずじゃなかったのに(笑)
良かったのは、いきなり歌って踊りだすいつものディズニーのあれがなかったことです。この作品でそれは不釣り合い。
オーロラは、ディズニープリンセスの中でもおしとやかで繊細で、気品があるイメージ。
エルさんは好きなんだけど、私が思うオーロラはもっと鼻が高(ry やめときます)。
その点アンジーのマレフィセントはビジュアル勝ち。実写化映画の中でも群を抜く、どハマりだと思った。
最恐ヴィラン登場!
二つの敵国があった。ひとつは人間が支配するが、腐敗しきった王国。もう一つは、人間はいなくて、不思議な生物が暮らす国だが王様はいないムーア国。幼い頃、エルフのマレフィセントは人間の国から迷い込んだ少年ステファンと出会い、仲良くなり、やがては淡い恋へと発展する。そしてさらに時が経つと、豊かな資源を持つムーア討伐に乗り出したヘンリー国王。マレフィセントの勇敢な力によって王は破れ、息子のいなかった王はマレフィセントを倒した者を王女の婿に迎え後継者にすると伝え、こっそり旧友マレフィセントに会いにいったステファンは寝込みを襲いマレフィセントの翼をもぎ取ってしまったのだ。おかげで彼は次期国王として戴冠するが、娘オーロラが誕生すると、マレフィセントが城内に現れ、復讐のためオーロラに呪いをかける。16歳の誕生日を迎えたら、糸車で指を刺され、死の眠りにつくと・・・
16歳の誕生日までムーア国の3人の妖精たちに預けられたオーロラ姫。そして密かにオーロラの成長を見つめるマレフィセント。両親は死んでしまったと伝えられていたオーロラ姫は天真爛漫で、気味悪い動物たちにも屈託のない笑顔をなげかける。マレフィセントもその無垢な彼女に親の気持ちで徐々に惹かれていくのだった。しかし、16歳の誕生日はやってくる。呪いを解くためには“真実の愛のキス”が無ければだめなのだ。
偶然森の中を隣国のフィリップ王子が通りかかり、オーロラ姫と互いに一目惚れ。折しもおバカな妖精たちが姫を城へと帰してしまったところだったので、マレフィセントと召使のディアヴァルは必死で城へと走るのだ・・・
貪欲で野心に満ちた人間の国と、純真な心を持つムーア国の対比。マレフィセントは復讐心により悪の心も持っていたが、死の眠りにキスという条件を与えたり、人間を殺そうとまではしない。ステファン(コプリー)の野望や復讐心が妙に対比されていて面白い。今まで知っている童話では絶対悪を討つ王国でしかなかったので、これは斬新な変更だ。さらに面白いのは無理やり連れてこられたフィリップ王子のキスには微動だにしなかったオーロラ姫であったが、マレフィセントが愛を持って額にキスすると、突然目覚めるところも面白い。
元はカラスだったディアヴァル(サム・ライリー)にしても、クライマックスではドラゴンに変身させられているし、人間の国を滅ぼそうと思えば簡単にできたはずのマレフィセント。戦争とは何かも考えさせられる作品だ・・・
ヴィランがヒーローに
続編の予告に興味があった為鑑賞。
なんの予備知識もないなかで鑑賞した為、マレフィセントがヒーローになる展開は良い意味で裏切られて見入ってしまった。
なぜ王子を悪にし、本来ヴィランであるマレフィセントをヒーローとして描いたのか、まだまだ映画を見る力がないのかあまり深くは理解することができなかった。
個人的な解釈だと、どんなヴィランも悪に至るまでには経緯があり、その経緯が周りの環境や考え方次第で正しい道に指針を戻す事もできる。正義や悪は時として変えられる事ができるくらいの解釈しかできなかった。
ただディズニー作品のファンとしてはこういう本来の作品とは違う世界観を描くのはとても興味深い。
何でもかんでも元の作品と同じストーリーで実写化してもやはり面白みにかけるところもある。
続編も是非鑑賞したいと思う。また裏切られる事を期待している。
アンジーが美しい
さすがアンジー。美しい。
アニメでみた、理想の王子様への憧れと打って変わって、実はヴィランズの愛が描かれてる。
ただ、王子様とお姫様の関係が好きな私は、現代的な草食系を画きたかったのか、王子様に残念。
さすがディズニー映画!アンジェリーナ親子共演が豪華過ぎる!
こんな眠れる森の美女のストーリーはどこにもない。アンジェリーの特別な映画だ!意外性が面白かった。マジカルコードで何度も見た。特にアンジェリーナの実の娘〔赤ちゃん〕がとっても可愛く親子だからできた演技かも?!
タイトルなし(ネタバレ)
フィリップ王子よりもディアヴァルの方がかっこいいような。王子の立場無し。
だけど、やたら人間くさいマレフィセントに、フィリップ王子の、出会ってすぐなので〜の台詞は確かに、とクスリとできる。
でも、最後の2つの国を束ねたのは、英雄であり邪悪でもある女性でした(だっけ?)っているナレーションわざとらし過ぎて最低。
良くも悪くもディズニー映画
映像は流石ディズニー、素晴らしいの一言です。アリスインワンダーランドのように、3Dならもっと楽しめるのではないでしょうか。
結末は、、まあ良くも悪くもディズニー映画でしたね。
王子の立場はない。笑
とってもよかった。驚いた。
こういうお話になっているのね。
ディズニーの童話実写は実はそんなに見たことがなくて
でもアンジー好きだしみてみよ!みたいな軽い気持ちで
見てみたんやけど、ほんまによかった。
まず映像がすごい綺麗でそれだけで見る価値あり。
あとアンジーのしもべ?としているカラスというか
男性が本当にキュートですてき♡
アンジー演じるマレフィセントが憎しみがあったはずの
オーロラ姫を愛してしまい、自分でかけた呪いを
必死でとこうとするシーンにぐっときた。
けどあそこでキスした王子の立場は…笑
最近のディズニー映画は
今までのディズニー映画をいい意味で裏切ってる。
見る価値ありの1作でした♡
オーロラ姫のお父さんは...
オーロラ姫の両親は死んじゃったね...
エルファニングが終始可愛すぎる。
国宝級、いや宇宙級の可愛さだよね。
透き通るような金髪と白い肌、誰もがとりこにするあの笑顔。
可愛すぎる。
同じ人間なの?て思ってしまう🤣
それにしてもアンジーがマレフィセント役に適任すぎる👏🧚🧚🖤🩶
相変わらずキリリとお綺麗。
家族向けの緩い喜劇だろうとたかをくくっていたが、予想以上に良い
総合80点 ( ストーリー:80点|キャスト:80点|演出:75点|ビジュアル:80点|音楽:75点 )
童話を派手な映像で飾った家族向けの緩い喜劇なんだろうと思っていたら、厳しくなりすぎない程度に真面目な話で思いのほか面白かった。
本来ならばただの脇役の悪役に過ぎなかった魔女を主人公に据え、彼女の立場から人間界を観るという発想がとても良かった。人間が一方的に良いのに不条理にも呪われるなんて単純な話はありきたりでつまらない。今回は魔女の過去から物語を始めて、彼女が受けた仕打ちをしっかりと描く。それを考えれば、彼女の性格が捻くれるのも当然だ。恨みに囚われていた彼女が解放される過程と、眠れる王女が目覚めるきっかけも良かった。
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