「マレフィセント様はお喋りな方がお嫌い」マレフィセント 美月あゆさんの映画レビュー(感想・評価)
マレフィセント様はお喋りな方がお嫌い
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眠れる~の話があまり記憶にないので、純粋に『マレフィセント』という作品として見ました。
アバターでも魅せてくれたロバート・ストロンバーグさんが監督と言うことで、映像は本当に美しいです。冒頭で、3Dにすればよかったかもと後悔。
ストーリーは淡々と進みますが、それが逆にテンポ良く見られるので良かったかも。でも掘り下げ方が甘い部分もあるので「??」という部分もあります。
主役がマレフィセントなので仕方ないかもですが、オーロラ姫の触れ方が甘いというか、理解不能な感じが残るので残念。(目覚めるシーンが2回ともアッサリしすぎだし、父親を殺した人に対して何も思わないの??全体を通して感情の変化過程が見えずらい。等)
でもくすっとなるシーンもあり、マレフィセントの人間らしい部分には涙も浮かんだりと、2時間弱ですが本当に楽しめました。
王子様がとりあえず出しておこうくらいの雑な扱いだし、せっかくの良いキャラしてるカラスも扱い軽いし、、、男性陣をもう少しいじって欲しかったというのもありますが、そこまで描くと何がしたかったのかわけが分からなくなりそうなのでこれくらいが丁度いいのかも知れませんね。
作品としては満足ですが、映画館でみる価値があるか?と聞かれると即答が出来ないので、観ようかどうしようか悩んでいる人はDVDでも十分かも知れません。。
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