劇場公開日 2014年7月5日

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「~真実の愛~ ディズニーからのメッセージ」マレフィセント harukitaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0~真実の愛~ ディズニーからのメッセージ

2014年7月6日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

今や歴史的名作になったと言って良いであろう『アナと雪の女王』では、他人と違う能力を持ってしまった者「エルサ」の自己解放と人々との共存の道を描いたが、次にディズニーが発表したのが本作『マレフィセント』だ。

『アナ雪』の後だけに注目していたが、それに相応しい内容だったのではないだろうか。
主演のアンジーも良くハマっていたと思う。

元々の『眠れる森の美女』のストーリーに沿いながらも要所要所を現代風に変えながら、マレフィセント側の事情を静かにそして丁寧に描いている。

『眠れる~』を何度観ても3人の妖精のおバカぶりがどうしても気になっていたが、本作でもそれはかなり強調されていて、やっぱりおバカだったんだと妙に納得してしまった。

お話として若干ムリなところがあると感じる人がいるであろうことは否めないが、ディズニーが伝えたいメッセージはしっかり込められていたと思う。
それが観た人にどう伝わったかは人それぞれ感想があるので分からないが、私的には「マレフィセントのような人にもそれぞれに事情があり、そこを思いやりの心で理解していこう。受け入れていこう。」みたいなものなのかなと感じた。

マイノリティの人への理解と共存、それこそが今ディズニーが世界へ発したいメッセージなのではないだろうか?

harukita