「オチはちゃんとしてます」シュガー・ラッシュ クリストフさんの映画レビュー(感想・評価)
オチはちゃんとしてます
前半はだるい。
そもそもラルフの「悪役が嫌」というモチベーションの低さと、
他のゲームに入ってメダルを取る必然性が、
こじつけにしか見えない。
30年というベテランゲームのキャラが、
上記のような禁忌を犯すのも納得いかない。
ヴァネロペに会っても、「メダルを返せ」しか言わないし、
訳し方がおかしいのかと思ってしまう単調な会話。
それが、レースが始まると状況が変わる。
先ずカーアクション要素は、否が応でも上がる。
で問題山積になり、伏線が後から顔を出し、
ディズニーらしい笑いの取り方も良し。
フェリックスの牢屋のシーンは、会場全体爆笑でした。
ラストは全て片付き、それぞれの持ち場に戻る。
つまりは離れ離れになってしまう。
ちゃんと泣かせてくれました。
トイ・ストーリー的な話の展開で、マニアをくすぐる小ネタが満載。
キャンディ大王のプログラム介入シーン、
あれはキター---!でしたね。30代以上は。
コーラにメントス、の件もアメリカではあるあるなのかな。
言いたいことはたくさんあるけど、
思い出すだけで泣けるあのラストがあればいいかな。
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