ホーボー・ウィズ・ショットガンのレビュー・感想・評価
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無法地帯にもほどかある!警察官もワルばかり!
「マチェーテ」に続く第2弾?
グラインドハウス・トレーラー・コンテストのフェイク予告編から生まれた作品のようですが、二匹目のドジョウは難しいかな。
面白くないわけじゃありません。むしろ、楽しませてもらえた良い作品でした。でも、パワー不足かな。「マチェーテ」ほどのドキドキは感じなかった。
「グラインドハウス」と言われた時代の映画は、よく知りませんが、自分はこの作品から「悪魔の毒々モンスター」なんかのトロマムービーを思い出しました。
グロさ全快!超ストレートな映像!これでもかってくらいに血飛沫が飛び散り、肉体破壊が繰り広げられる。苦手な人は全く駄目でしょうが、ホラー大好きオヤジの自分には万々歳の作品です。
ストーリーも単純明快。放浪者(ホーボー)がショットガンで悪を殺しまくるって感じです。 見る人を選ぶ、好きな人は好きっていう一本です。
【ネタバレ】
真っ昼間の街中で殺人が行われても、何も気にしない街。悪人を警察に差し出しても、返り討ちにあってしまう。
まぁ、そういうストーリーなんだから、仕方ないけど、あまりにも酷すぎる。
逆に言えば、こいつらがやられた時に最高のカタルシスが感じられるってタイプの作品でもあるんだけど・・・
これは、ちょっと違ってた。
悪人が全部、片付いたのは良かったんだけど、ホーボーは死んじゃうし、仲間の可愛い娼婦は片腕失くしちゃうし・・・
いまいち、スッキリとまでは、いかなかった作品でした。
なかなか強烈でした。
終始血塗れの悪趣味全開なB級作品でした。
個人的には許容範囲でしたが、嫌悪感が先に立ってしまう人の方が多そうですよね。
でも、ここまで派手に血塗れにしたのですから、もっとホーボーに暴れ回って欲しかったです。
それに比べるとアビーは、正しく身体を張って頑張っていましたねw
ちょっと、おしい映画
この映画はかなり期待をして観たが、期待していたよりもそんな楽しめなかった。
物語の内容はとても良いと思うでも、何か物足りない。スプラッターシーンのことではなく、話しの展開が少し足りないと思う。
内容はとても良いのにそこがおしいところ
俺に触ると・・・〇〇するぜ!
本作が劇場映画初演出となるカナダ発の映画監督、ジェイソン・アイズナーが、不朽のカルトSFムービー「ブレードランナー」で強烈なインパクトを残したルトガー・ハウアーを主演に迎えて送る壮絶アクション作品。
自らの頭に思い切り叩き付け、派手に割れるガラス瓶。その妖しく光る「切れまっせ」な鋭さが満ち満ちる瓶の欠片を手一杯に掴み取り、男は笑顔で噛み砕いた・・・。思わず、目を背けてしまいたくなる痛々しさと、絶望が支配する描写である。
だが、観客はその真っ赤な血に染まる男の笑顔から目を離せない。威圧、殺意、美しさ。初老の老人の枯れた魅力とは明らかに違う、男性の色気がプンプン香る、その青色の瞳。こいつ、危ないぜ。
壮絶なバイオレンス描写。その遠慮無しの殺戮ワールドが立て続けにぶっ放たれる世界観に、大きな注目が集まった本作。
確かに、日本、アメリカ、どこか中南米な香りがする要素を思いつくままに混ぜ込み、鮮血乱れ飛び空間がそこにはあり、ちょっと覚悟をもって向き合わなければ「胃のむかつき」に勝てず、明日にはパン〇ロンがお友達!な残酷さに打ちのめされる。
しかし、中盤まで必死に物語に食らいつき、ヴァイオレンスの極地に体を馴染ませていくと、その完成された美学と構築されたバランスの端正さに目を見張る。往年の名作、ジョージ・A・ロメロ「ゾンビ」にあった死体のパズル、空に浮かぶアンナモノ、コンナモノ。
そして、本作を彩る一番の奇跡こそ、主演を演じるルトガー・ハウアーの魅力である。白髪が生え、若き日のギラギラした情熱こそないが、映画黄金時代の名作を支えた存在感、インパクトはいまだ健在。「俺に触ると、脳みそ飛ぶぜ!」画面に漂う、闇、個性、力強さ。まさに、この男があってこその最高にシャープな冒険活劇として完成していると言っても良い。
とはいえ、そこは大人推奨のエログロ作品。それなりに節度をもって鑑賞の舞台を考えてほしい映画だ(デートでは、絶対に選んではいけない)。本当にクールで、セクシーな一本を求めている映画好きの貴方にこそ、この作品は、微笑んでくれるだろう。至福の喜びを、お約束しましょう。
R-18って…😓😓
列車に乗っている初老の男。
彼は町から町へとさすらうホーボー(流れ者)だった。
そうした生活に疲れきっていたホーボーは自らが置かれた環境を変えようと、ある町へと辿り着く。
しかし、そこは、暴力に支配された地獄のような場所だった。
「マチェーテ」同様、フェイク・トレーラー(嘘っこ予告編)からうまれた超ド級アクション。
人物の描写が薄く、物語に入り込めない難点はあるものの、非人道的行為やグロのみを求める方にはバッチグーな一本😅
なんせ5分の1は残酷描写というだけあって、意味ない殺戮が多い事…😅
スカッと爽やかに、
といった雰囲気まるでなしでした😅
本作はR-18指定
グロ過ぎて、というよりは非人道的過ぎて、ポルノ映画と同等の名誉あるR-18を受けてしまった感じです😓
警察はガラクタ。
暴力は日常化。
悪い奴ほどよく眠る、宜しく、全てが悪事で許される世界😨
そこにきてグロ付きと来たもんだから、映倫がサジ投げたのも理解できます😅
今回、明らかに中学生とおぼしき方が入場しようとして劇場前の階段をウロウロしておりましたが、敢えなく引き返しておりました😅
まぁ確かに、中学生で本作を観たら、
「悪役のアホ兄弟に憧れちゃったりすんだろうなぁ」
と、過去の自分に置き換えて考えたりしてしまいました😅
オープニングのベタっとした色調、スコア、風景、共に70年代の臭いがプンプン😂
懐かしい感覚を植え付けた直後のバイオレンス😨(with80年代の「吐きだめの悪魔」並みの汚ならしさ😅)
凄まじい展開にアッサリ引き摺り込まれるものの、中盤のショットガン殺戮シーンが反って中弛みを起こすという不思議な映画😅
なまじ映画にせず、予告編だけの方が面白かったのかもしれません😅
また、本編中、ゲーム・センターでBGMとして使用されている曲に驚かされました😓
D.アルジェントの「フェノミナ」で殆ど使用されなかったメタル・バンドANDI SEX GANGの曲を使っていたのです💦
オタク度満点😅
しかも、このスコアがまた、えげつない映像にピッタリと合っていたもんだから、ビックリ❕
カナダの新人監督ジェイソン・アイズナー。
伊達にルトガー・ハウアーが惚れた訳じゃなさそうです。
本作を踏み台にして、これから何を仕出かし、何処へ向かうのか刮目したい気にさせられました❕
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