「原作は読んだと思うが、ライトノベルの走りの様な小説。」時をかける少女(1983) マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
原作は読んだと思うが、ライトノベルの走りの様な小説。
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醤油の匂いを忘れ、ラベンダーの香りに溺れてしまった女性の話。
大林監督はこの話を逆説的にとらえていると僕は思う。
初見の頃はラベンダーの香りに憧れたものだが、何回か見るうちに、一人の女性の人生を狂わせた香りが、ラベンダの香りなのではと感じる。
1975年の頃『時をかける少女=タイムトラベラーだったかなぁ?』を旧国営放送の連続ドラマで始めて見て、ラベンダーの香りに凝ったのはその頃の事。
実はこの映画の初見の頃はラベンダーの香りに溺れていたわけではない。
この映画を見ると、思い出すのはベータ版のレンタルビデオを探していた事を思い出す。始めて、レンタルビデオ店で借りたビデオが『時をかける少女』である。
ケン・ソゴルに何故惚れてしまうのか。今でも分からない。だから、 魔性の香りなのだろう。
主人公、芳山和子は、時を歩いて、普通に50歳のおばさん。果たして、まだ、ケン・ソゴルを忘れられないのだろうか?
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