「コテコテのファミリードラマ」ウォーリアー KIDOLOHKENさんの映画レビュー(感想・評価)
コテコテのファミリードラマ
兄弟の戦いではなく他人同士の戦いじゃいけなかったのかな?やはり戦う相手と何か共通の繋がりがないと上手くストーリーが書けなかったんだろうか?題材が面白いだけにファミリードラマになってしまって残念だ。 私はファミリードラマって安直な設定だと思う。それは主人公の動機を説明しやすいから。何のために戦うの?家族のために。みたいな。話がちょっと行き詰まるとすぐファミリードラマにしてしまう。まあビジネス的にファミリードラマにしたらハズレが少ないかもしれないが映画ファンとしてはもうファミリードラマは見飽きたよ。
監督はザ・コンサルタントという映画も取っている。私は、その映画の方がこの映画より好きだ。しかしそちらの映画にもやはり兄弟の絡みのテーマが全体の中で結構大きめに扱われていた。この監督は兄弟の話しか書けないのかな?普通、ネタ被りは避けようとすると思うんだが。 まだ何作も作ってないのにネタがかぶっているとなると才能が既に枯渇しているんじゃないかと疑わざるを得ないな。
世界ランキングとかそういうのに全然入ってないアマチュアがテレビで報道されるようなメジャーな大会に出てしまうとか、ストーリー設定に無理がありすぎる。
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