コンテイジョンのレビュー・感想・評価
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フィクションだけどリアル
本映画で伝えたい事をざっくりまとめ(ネタバレは無し)
・こういう時は人や物への接触を極力避けましょう
・手洗いはしましょう
・顔を触るのを避けましょう
・念のため、防犯もしっかりしときましょう(日本はまだ比較的大丈夫だろうけど)
・誰が発信した情報かをしっかり確認しましょう
あとは、一応フィクションだから状況に応じて考えて対策しようって感じで。
今観るべき映画である事は間違いない。
この映画にはハッキリとした"主人公"はいない。
色んな立場での視点を見れるのも良い点。
感染の被害にあった者
感染を防ぐ為に奔走する者
感染源を調査する者
治療薬を作ろうとする者
国民に伝える立場の者
混乱に乗じて稼ごうとする者
このような考えで動いてくれる(動いてしまう)人がこの世にはいることを忘れてはいけない。
フィクションだけど、リアルであっても
全然あり得る話。
今だから!
今観ないでいつ観るの
新型コロナウイルスの爆発的な広まりに戸惑いを隠せない2020春にこの映画を知った。
公開当時はあまり評判にならず、それほど評価もされていなかったと聞くが本当に映画の世界が現実になるという事を体験しているのが9年経った今だ。
誤情報、パニックや集団感染。
とにかく触るな、手を洗えと映画の中ですでに言っていた事だったのだ。
「なんか最近この映画が話題になってるな」と思ってこのレビューを見てくれているあなたに今すぐ伝えたいのは
レビューなんてどうでもいいからこの映画を観てくれ。
そして共に考えよう。これからをどうしたらいいのか。
ラストシーンは鳥肌。
私にも、貴方にも起こりうる事だ。
追記
医療現場の人間が発生初期に危険性をどれだけ訴えても深刻に取り合ってもらえない様子や、正体がわからないものに対して軽視してしまう感覚は本当にリアル。日本では略奪や暴動は起きないだろうけど買い占めやパニックはある。
以下ネタバレ含む
3回目にてようやく「アンダーソン社」の因果応報を理解した…
ここは大変映画的。フィクションだと感じさせる安心要素かもしれない。(そうかな?)
コロナ真っ只中に何かの参考になるか鑑賞! 見る前と価値観は変わらず...
こんなことになるなんて・・・
物を捨てられない&ズボラなので、重くて使ってないのに取ってあったJTBのカレンダー。
4月だから表紙と3か月分剥がして使おうかと初めて広げてみましたところ・・・
1月―ハワイ島(アメリカ)
2月―アルベロベッロ(イタリア)
3月―コルドバ(スペイン)、でした。
どれも人の手が入って素晴らしい景観を作っている写真です。いずれもとても美しい。そして、コロナの被害が甚大な国々です。ここの人々はどうしているだろう。
数日前はこういう意識でしたが、もう本当に他人ごとではないです。
さて映画の話です。まさに今観るべき映画。自分達が発生のきっかけを作った新種のウイルスに自分で感染し、知らぬ間に多くの人にも感染させていく。とても怖い。現実世界がこんな状況だから、触った所がアップになる度ドキリとしました。「関係ねー!」と言ってる人たち(流石にもう居ない?)にこそ観て欲しいです。
純粋に作品として考えても、こういうクールな描き方は好みです。まだちょっと足りないと思う所とか、あの人が不倫ってどうよ?とか、黒人が少ないんじゃないかとかはありますが。
剥がしたカレンダーは捨てにくくなってしまったので、終息した美しい街並みをテレビで見るまで畳んで取っておきます。
確かにコロナウィルスパンデミックを予言していたような…
①一番興味深かったのはWHO調査員のマリオン・コティアールが第一感染者を突き止めていくところ。こんな風に調べていくんだ、勉強になった。現実のコロナウィルスはまだ出所は分かっていないけど。②スティーブン・ソダーバーグの演出は淡々としていて変に悲壮感を煽ったりせずに、逆にワクチンが出来て良かった良かったという終わり方でないのも良かった。③情報に煽られて人々がパニックを起こし買い占めやに殺到するところは現実に起こったし、外出禁止令(出すのが少し遅い気はするが)や接触禁止の為家に閉じ籠る様はいま私たちが実際やっていることで現実味たっぷり。④ただ群像劇としては登場人物たちの選び方やキャラクター設定や描きかたには少々疑問。⑤人間が本来タッチすべきでない領域まで開拓すれば遅かれ早かれ未知のウィルスに遭遇するのは避けられないことだし、グローバル化であっという間に世界に拡散することも後追いだか当然の成り行きであったわけだ。
いまの世界そのもの
公開時、豪華俳優の無駄使いって感じでしたが・・・・
昨夜の23時からのNetflixは『コンテイジョン』
2009年の新型インフルエンザ後に作られたリアリティのある映画って感じでしたが、超豪華俳優共演のわりに地味ってのが・・当時の感想です。
でも今観ると描写が、現実のTVで流れる映像とビックリするくらいリンクしてて焦る。。。
コロナも、この映画と同レベルで収束する事を願うしかない。
キャストも超豪華なので、不要な外出は避けてVODで観て、現実を受け止めないと(;o;)
リアルな映画
今だからこそ観るべき映画
観るかどうか迷っている人がいるなら、
迷わず鑑賞して欲しい。子供がいるご家庭なら、
子供も含めて一緒に鑑賞して欲しい。
僕には家庭がないが、いたら絶対に一緒に観てる。
映画の冒頭で、酷く咳をし、見るからに発熱のありそうな人が数人、世界のそれぞれの場所にいる所から映画が始まる。その人が意図せず触ったバスの手摺り、ファイル、愛する者へのハグ等が意味ありげにクローズアップされる。つまり、そういう事だと思う。
劇中でも言っていたが、人は一日に2000〜3000回顔に触れているらしい。マスクをしているからと言って決して油断は出来ない。
先日イタリア、スペインが経済活動を人為的に停止させたが、それがどれ程の異常事態なのかを日本人に知って欲しい。そして、日々感染者が増えていて、死者も出ている昨今をもっと恐れて欲しい。自らだけでなく、愛する者を自らの手で殺しかねない事を心底恐れて欲しい。
最近、今作で医療コンサルタントを務めた医療従事者が新型コロナに感染したそうだ。その人曰く「私ですら罹るのだから、誰でも罹り得るリスクがある」との事。
政府が啓発的に今作を宣伝してもいいのではないかという位、今の世界情勢がこの映画通りに動いてるので、まだ観てない人は絶対に観て、周りの人にも観るよう勧めて欲しい。
2020年の今こそ響くリアルなシミュレーション映画
4
ラストがリアルで怖い
コロナとかぶる…今だからこそ観た!
この映画は、コロナパニックになっている今、とても勉強になった。人間は1日に2.3千回も顔を触るというのがびっくりした。その間にドアノブ等を触ったり、そりゃウィルスも媒介するよね。
街の閉鎖とか、買い占めとか、店での長蛇の列とか…今の世の中そのものな場面がたくさん出てくる。
家族で見たほうがいい映画。ぜひオススメする。マット・デイモンの父親役、残された家族を守り抜こうという気迫はとてもリアルで頼もしく感じた。いい俳優だ。
そして映画を見終わったあと、普通ならば何も起きていない現実に戻るのだが、今の世の中では現実に戻っても、この映画とさほど変わらない日常の中に私たちはいる。それに気づいた時、本当の意味での怖さを知った。
新型コロナの今見たら;;やばいです;;
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