コンテイジョンのレビュー・感想・評価
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生々しい。
2011年の作品。コロナ騒動を経験した現在に観るととてもリアルで生々しい。人々の戸惑いぶりもリアルだし、政府やCDCの様子もきっとあんな感じなのかな?
この映画では感染源がはっきりしないまま、ワクチンが開発されたようだが、最後で明かされた1日目を観ると、コウモリと豚が原因のよう。
なんかまるで10年後のコロナ感染を予想したかのような映画でした。マリオン・コティヤールがやはり綺麗
パンデミックものだいすきー!と何の躊躇いもなく言えてた時代が懐かしい。
CDCが出てくるとテンション上がる性癖である。WHOには反応しない。何でだ。
劇場で見逃して数年後に観て、よくできてるとは思ったが、まさかまさかの事態で再評価されるとは。はからずもどれだけきちんと製作されていたかを証明することになってしまったが、デマが恐怖と不安を撒き散らすことが最大のポイントだったと思う。
ものすごいキャスティングの群像劇だけど、さまざまな立場でそれぞれ印象的な役どころで見せ場もあるのに、わずか106分とはすごい。
マット・デイモンの娘役の子がiPhone の文字入力がやたら早くて、「若者はあんなに早く入力できるんだー」と感心してた。
映画としては並
コロナ過だから、妙にリアルに感じる作品ではあるけど、映画としての出来は並かなぁと言う
感じ。ラストに感染初日を持って来ていて、それがコウモリ→ブタ→調理人→客、それが中国と言うのがコロナとリンクしているのは今見ると、「おぉ」と思うけど、別に予言で作ったワケでも無いしなぁ。
感染の拡大による人間の心理はよく表現されていると思うんだけど、逆に何でこの状況下で、この人だけマスクして無いのとかの不自然さが目立つかな。何故か、免疫をもっているらしいマッド・ディモンは普通に街にいる。多分、研究サンプルとして唯一残された身内の娘の安全な隔離と引き換えに血液の提供等させられてるだろうなぁ。
しかし、アメリカ人ってマスクしないなぁ。すぐ暴動起こすし。
2022 88本目
当日この映画を観たとき、いつかはこういうことが現実に起きるのかなと思って観てました。実際、今コロナになりこの映画の通りになってると、色々考えさせられます。また何年後かに観たときにコロナが終息していればいいなぁ
まさしく今の現状…を予測
コロナが出始めたころを思い出した
感染していく様子が現実いまの様
パニックで暴動が起きたり
怖い人間模様もリアルに描かれている
病原体の発症源なども特定して
コウモリの体内に潜んでいるのか
自然界のものなのか
それとも造られたもの?
その辺が……。
わからない
製薬会社はバナナに何か…
コロナの場合も究明されていない
不特定多数を作らない事が大事。
この映画、誰が主人公なのか分からない。
兎も角、この映画が今の状況を予言しいると言うが、1918年のスペイン風邪をモデルにしているに過ぎず、感染が拡大した後の世界観が全く違う。
先ずは何を媒介に感染するか(空気感染、昆虫感染、接触感染等)を探り、感染した者は隔離して、感染したか、していないか、の検査をする以外ないと思う。つまり、現在の全世界の状況。治療薬では感染拡大を防ぐ事は出来ない。
つまり、こんな時期に軍隊の出動して戒厳令をひくなどは持ってもってのほか。ましてや、戦争するなんて。故に、今、戦争している国は、どさくさに紛れた、確信犯と言える。
感染していない者どうしなら、どんなに接触しても安全だと思う。慌てる事は無い。不特定多数が集まるから問題。難しいが不特定多数を作らない事が大事。
居酒屋でお通しで有料抗原検査してくれるサービスとか考えたら良いのでは。(専門家でもないのですみません)兎も角、僕の主張は『まぁ、落ち着きましょう』って事です。勿論、ワクチンは未知の恐怖はあるが、打つべきだと思う。
『感染力の高いと感染症はその力も薄まる』残念ながら、それがウィルスの本音なんだと思う。
非日常の中の日常
フィクションでありながら、とてつもなくリアルに演出された作品。
ドキュメント風の音楽も、その一貫か。
エモーショナルな演出を抑えて、大量感染の様を淡々と追いかけていく。
そこには、奇跡も、偶然も起きない。
映画としては、ちょっと物足りないと思いました。
2015.4.17
今だからこそ観るべき映画
「世界中に感染症が蔓延していく恐怖を描いた映画」という事前知識を持っている状態で鑑賞。「現在のコロナ感染症を予見していた」なんて言う方もいらっしゃいますが、そう思ってしまっても仕方ないくらいに、感染症が蔓延していく世界の描写が現在のコロナの感染爆発と一致しています。
コロナが蔓延している現在の世界状況と酷似していることから、本作が綿密なリサーチやシミュレーションに基づいて作成された映画だということがよくわかります。劇中の治安悪化描写はコロナのそれとは比較にならないほど酷い描かれ方をしていますが、「ここまで酷い状態になっていても何ら不思議ではなかったな」とも思えます。
とにかく、本作を鑑賞することで現在の我々と比較して「答え合わせ」しながら鑑賞することができる映画です。この映画は、間違いなく今観るべき作品です。
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中国から致死性の高い感染症が発生し、それは瞬く間に世界中に拡大していった。世界中で多数の感染者や死者が出ている中、恐怖に支配された人々の生活は次第に崩れていく。
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感染初期に妻と息子を失ったミッチ・エムホフ、感染症の研究を行うエリン医師、陰謀論やフェイクニュースの記事を書き株価の操作などを行う悪徳記者であるアラン・クラムウィディなど、様々な人物から物語が描かれる群像劇のような構成となっています。
キャッチコピーは「【恐怖】は、ウィルスよりも早く感染する。」です。これ以上に本作の内容を端的に表したキャッチコピーは無いでしょう。
現代の感染症は、ウィルス以上に情報の広がるスピードの方が遥かに早く、ウィルスの変異以上に人伝いでの情報はどんどん内容が変わり、事実とは異なる形で錯綜します。
本作ではネットブロガーのアランが「レンギョウにはウィルスに効果がある」というフェイクニュースを流布することでレンギョウを取り扱った会社の株価を操作するということを行なっていました。もしかしたら公開当時に観ていれば「民衆はそんなにバカじゃないだろ。こんなの騙されないよ」と思っていたかもしれませんが、コロナ禍を経験してしまえばそんなこと言えませんね。
総務省が昨年フェイクニュースや偽情報をどれくらい信じたかを調査し、白書で公開しています。「ビタミンDはコロナに効く」「納豆はコロナに効く」「漂白剤を飲むとコロナが治る」などなど、普通に考えて「そんなわけねぇだろ」と言う情報が広まり、一定の人がそれを完全に信じてしまったことが統計データとして出ています。
「コロナウイルスは5Gテクノロジーによって活性化する」という情報を信じている人は4.4%、「コロナウイルスは中国が極秘裏に製造していた生物兵器だ」というフェイクニュースを信じている人は21%。普通に考えてあり得ない情報ですが、普通に考える冷静さを欠いてしまったがために、このような情報が拡散されてしまったのだと思います。
「ウィルス耐性を持つ人がいてもすぐにワクチン作れない」ってのはリアリティがあって新鮮だと感じましたね。現代の我々から見れば、無症状感染者などでコロナの耐性がある人がいるのにワクチン開発に時間がかかり、特効薬もまだできていない状況だから当たり前ではありますが、一昔前までは「ウィルスに耐性を持つ人がいたら特効薬が作れる」という描写の創作が多かったように感じます。
ゾンビウイルスが蔓延した世界を描いたゲーム『ラスト・オブ・アス』とか、日本で致死性の極めて高い出血熱が蔓延する恐怖を描いた漫画『エマージング』とか、謎の感染症により荒廃した世界を描いたウィル・スミス主演の映画『アイ・アム・レジェンド』とか。「ウィルスに耐性がある人が見つかったらワクチン(特効薬)作れるぞ」っていう描写の作品は多数ありますが、本作のように「ウィルスに耐性があったところでワクチン作れませんよ」みたいな描写は珍しい気がしますし、コロナ禍を知っている私たちからしてみればそこはかとないリアリティを感じるんです。
緻密なリサーチと綿密なシミュレーションにより生み出された、予言とも思えるほどに練りこまれたストーリー。
本作は間違いなく今観るべき映画です。オススメです。
コロナ禍の今見ると中々真実味が
ソダーバーグの感染パニック、流石に揃うキャストも豪華です。
コロナ禍の今見ると中々真実味があります。
細かく章を区切るかの様な構成は、中々の緊張感がありました。
また、メインキャストにキャリアを作るのはうまいですね。
文化の違いなので一概には言えないのですが、ここに至っても火葬しないのは如何な物かとは思いました。
ラストにわかる全ての1日目がすごい。
やはり何だかんだとうまく作っている作品でした。
予言的作品
アウトブレイクや本作等のストーリー展開は、ある程度の娯楽的誇張があるとはいえ、プロット自体は現実に起こり得ることでもある。
2020年4月27日現在では、少なくとも新型コロナウィルスの影響により作品の展開に近いことが起こっている。
本作では政府や国家間の描写があまり描かれていないが、本作のスピンオフとして日本を舞台とするストーリーが作られるならぜひ現日本政府の迷走ぶりを描いて欲しい。
新しい感染症の脅威とそれとの人類の闘いを、科学的リアリティの裏付けあるかたちで描いた大傑作。
感染発生が中国人社会、コウモリと他動物を介したウイルス起源、接触・飛沫などにより瞬く間に世界に広がる、感染開始場所の行政側の否定、都市閉鎖、屋内閉じこもり、葬儀拒否、体育館の様な場所利用の野戦病院、患者殺到による病院麻痺、ワクチン開発が対策の決め手、ワクチン接種は屋外野球場、有効薬等に関するネットなど通じた偽情報氾濫等、大凡10年後にまさに全て新型コロナ感染で起きたことで、リアリティが満点。というか、描いた世界の予想精度が実証されたかたち。
予言?!
コロナ禍を予言したかの様な作品に震撼した。
本当に2011年に作られた映画なのか?
この映画をもとにコロナ対策が作られたのでは?
聞いた単語も多くあったが、ロックダウンという言葉は無かった。
それでも実際の方が病気もマシで暴動とかも無かったのは、映画はより極端に描かれていたという事。
映画としては大成功だろう。
そんな中で描かれる人間模様。人ってそうなる可能性が十分ある。
もうちょい早く観ればよかった。
もっと多くの人の目に触れるべき映画
いやー、久々にすごい映画を観た、という感じ。
ヒーローが出てくるわけでもなく、怪物が出てくるわけでも宇宙人が攻めてくるわけでもない。
ただ、現在の世界の状況を予測したような映画が、10年前に作られていた、という事実。
なんで、この映画、それほど話題にならへんの(過去も現在も)?
なんで、そんなに有名やないの?
なんで、もっと放送せーへんの?
これ去年の夏前にいっぱい流してたら、少なくとも日本人は、もっと外出を控えてたと思うよ。
俺らは平気、と高をくくっていた馬鹿者(若者)も、ちいとは考えて行動を制限してたやろうし、
何回も緊急事態宣言を繰り返すほどの、感染者増加にはならなかったと思う。
ほんと残念。
時期的に宮内庁の怠慢が叫ばれてるけど、メディアだってこんな名作映画をほったらかしにしてるんやから、同罪やがな。
映画の内容としては、とにかく、ウイルスが怖い。不気味。
いや、もっと怖いのは人間。人間の群集心理。
日本人はあんな暴動は起こさないと思うけれども、最後の最後、切羽詰まったら日本人と言えど、自分がかわいいし、自分の家族が大切。
他人を犠牲にしてでも、自分だけは生き残ろうと必死になるやもしれん。
それを想像とは言え、映像で見せてくれた啓蒙的な映画として称賛する。
そして物語はDAY2から始まって、広がって広がって、最後はDAY1で終わるオチ。
オモロイ。
これ、次回のテレビ上映で観るかどうかのレベルやないなぁ。
DVDに落とすわ。
コロナを経験した今見ると面白い
原因不明のウィルス蔓延によってパニックになる様子を描いた話。マットデイモンが出演してるが、バリバリの主演という訳でもない。コロナウィルスが蔓延しで全世界がパニックを経験した今見ると、実行再生産数やウィルスの起源など、ふむふむと思えるものがあって面白かったです。
見てよかった、
「ジェイソンボーン」、「マトリックス」、「タイタニック」、あと、ジュードロウと(笑)、有名な映画に出てる有名な俳優、女優がたくさん出てる映画。
2011年のこの映画で、この2021年を予言してるかのような内容。
感染症は、ウィルスが見えないだけに怖いし、広がるのもどう止められるかわからない。
そして、今2021年もまさしくそう。
その怖さの描写が、まるで2020年から2021年の状況のまま、触るな、飛沫を飛ばすな、消毒しろ、と。
感染、接触、隔離、ワクチン、と、まさしく今2021年に毎日聞くような言葉がこの映画に出てくる。
防護服やマスクをつけたシーンもあり。
ネットの情報での混乱もあったり。
この映画では、ワクチンが出てくるあたりから一気に100日くらい飛んで話が進んでしまったけど、ワクチンの供給にも騒動や混乱があり、それは極端な描写であっても、実際にもこうもなりえたのかなあ、と。
でも、話もわかってストーリーもリアルで、見てよかったと思う。
コロナなので再視聴
だいぶ前に見たが、コロナ禍ということで再度。
実際どうだかわかんないけど、ワクチンができるまでの科学者たちの行動に感動した。
マスコミにジュード・ロウ、感染者の家族にマット・デイモンが登場しているが、
彼らが無しでも十分に楽しめる映画、むしろ科学者に焦点をしぼっても良かったくらいです。
これが10年前に公開の映画って
しかも 2019/12より前に視聴してる人が確実にいて、その時どう思ったのかも書いていて
今(と言うより大抵が2020の去年)に再視聴し驚きを表している。
まさにSF サイエンス フィクション
のはずが SNF サイエンス ノンフィクション
このコンテイジョンっていう単語は接触感染という訳らしく
COVID-19 については飛沫感染droplet infections がほぼ主な感染経路と言われている。
当初言われていたように宅配の荷物をアルコール消毒したりカートの取手を消毒したり と言うのはさほど重要ではないと言う事。
ただそのウィルスを触った手を洗わずに手で物を食べると感染する。
この映画自体は 出来事を淡々となぞるのみ。
劇的なエンターテイメント性は見受けられない。
と思うのは このフィクションであったはずの世界とかなり似通った現実世界に 世界中の我々が日々暮らしているから。
もしこのコロナ禍より以前にこの世界の情勢を知っていたら
だとしても
株価以外に利用価値はなく(ある意味十分ではあるけど)
今考えても地球上にはもはや逃げ場はさほど残されていない。
どこかの島に逃れたとしても
そこに誰かが持ち込んだなら
それこそ医療体制の整っている日本の
ダントツでコロナ対策に秀でている我が区が
今 現在住む場所として最適であると確信する。
もう この映画が現実に近すぎて 誰かの恋愛ドロドロ話や出て来もしないゾンビや宇宙人のような物語のようには語れないのだった。
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