劇場公開日 2011年11月12日

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コンテイジョンのレビュー・感想・評価

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4.0緊迫感のある、リアルな作品です。

2011年11月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

高確率で人を死に至らしめる未知のウイルスのパンデミックを描いた映画。マット・デイモン、マリオン・コティヤール、ローレンス・フィッシュバーン、ケイト・ウィンスレット、グウィネス・パルトローなど、錚々たる俳優が出演しています。

近年、SARSや新型インフルエンザが発生し、強ち架空の話とも言い難いストーリーになっています。特に、航空機により全地球的規模で人的交流が流動化している現在、遠く離れた所で発生した疾病であったとしても、あっという間に全地球的規模に広がるというのは、まさにSARSや新型インフルエンザです。

マット・デイモンが出ていますが、彼が主人公という訳ではないのがミソと言って良いんでしょうね。確かに、この新ウイルスのパンデミックに付いて、重要な役どころを演じているわけではありますが、身分は一般市民(笑)です。

高致死の未知のウイルスによるパンデミックが発生し、そのウイルスに対するワクチンが開発されるまでの、ウイルスハンターたちの活躍を描いた・・・と言うと物語的には格好良いかも知れませんが、所謂ドラマ的盛り上がりの要素は余り有りません。むしろ、為す術無く感染が広がっていき、パニック・暴動が発生するという、容易に想像できそうな出来事が淡々と描かれていると言ったほうが良いと思います。

一部には、ホラー映画と言う評も有るようですが、私はそうは思いませんでした。むしろパニック映画ですね。ただ、『アウトブレイク』『アルマゲドン』など、数あるパニック映画では、ハッピーエンディングになることが多いですが、これは、そういう様な典型的ハッピーエンディングでは無いですね。一応、ワクチンも開発され、新ウイルス対策の目処は立つんですが、スッキリとハッピーと言う雰囲気の終わりでは有りません。

内容的には、日本映画の『感染列島』に近いですかね。ただ、こちらの作品の場合は、ブロガー(ジュード・ロウ)と言う事態を引っ掻き回す人物が居たりして、よりリアリティがあり、より緊迫感を感じますね。ブログやソーシャルメディアは、今や無視して進むことはできないですからね。ブログやソーシャルメディアが闇に包まれた出来事の真相を明らかにすると言う場合もありますが、必ずしもそれは常に言えることではない訳で、この作品では、ブログやソーシャルメディアの負の側面を描いていると言って良いと思います。

中々、怖い映画です。ただ、CDCやWHOのウイルスハンターの活躍が垣間見れると言う所は、非常に興味深い所ではあります。

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勝手な評論家

3.0緊迫感が弱い。

2011年11月12日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

怖い

流れるようなテンポで
終息に向かうまでの様子を真実味とともに展開。

交通機関の発達により世界の距離が狭まった結果,
パンデミック(爆発的感染)の危険度が上がっている現実を目撃。

シミュレーションとして興味深くて面白かった。

しかし,それだけ。

ドラマパートが淡白な描写で徹底されていて,
緊迫感が薄まっていて見応えには欠けた。

手洗い励行せなアカンなぁ,くらいしか感想が湧いてこない。

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AKIRA

4.0新たな始まりは今日かもしれない

2011年11月4日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

怖い

新型ウィルスが突如猛威をふるい
パニックが世界中に広がる…

キーパーソンたちの葛藤がしっかり描かれているから
とてもリアリティがあった。

次の新型ウィルスが発生した場合のシュミレーションのようで、
豚インフルが流行したときに起こりえたアナザーストーリーのようにも見れた。

「トラフィック」のソダーバーグらしい話の進め方。
最後に希望とすっきり感あって救われた。

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ophelia

4.0これは今日の医療現場に近い

2011年11月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

興奮

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DOGLOVER AKIKO