コンテイジョンのレビュー・感想・評価
全226件中、181~200件目を表示
淡々と。
ウイルス感染が広がるようすを
個々人の感情に迫りすぎず
ある意味機械的に描いていく。
受け手の感情移入は少ない一方で
あくまで歴史の一部に過ぎないかのような、気を抜くと他人事に思えてしまうような怖さがある。
その「ニュースを見ているかのような気分」があまりにリアルで、同じようにウイルス感染が起こってそのニュースを目にしても、この映画を見たときと同じ感情になるんじゃないかってくらい。どこか他人事に思っている自分にぞっとしました。
そんな普通のパニック映画とは全く別の楽しみ方だったので、【恐怖は、ウイルスより早く感染する】ってキャッチコピーは的はずれかな。
リアル
大災害だけど実に静か
総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:70点|演出:75点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
個々の場面はいいし、全体の質感は高い。だが全体の流れをはっきりと映し出さないので大筋を掴みにくい。暴動が起きた場面はあっても、社会の混乱があったのに混乱した社会があまり映し出されない。それでどれだけの人が死んだのか、どれだけ悲惨な状況だったのかをあえて映さないことで迫力が弱い。実際の社会は破壊され流血があり悲惨な状況だったはずだが、そのようなものが控えめになっている。これだけの悲惨なことがあっても、実に静かに物語が進んでそして終わっていく。それがゆえにじわじわと来る怖さはあるものの、心に直接響く迫力や恐怖、人々が発狂するようなものが薄い。
本当だったら怖いと思う映画
今年、韓国でMERS流行があったので
それなりに現実味をもって見られたが
途中が省略されたような作りだったのが残念。
マリオン・コティヤールも途中から出て来なくなったし(笑)
ウイルス怖い。
ウィルスの脅威
物語は感染1日目ではなく2日目から始まり、瞬く間にウィルスによる脅威が全世界に波及していく。
WHOなどの保健機関が発生源の究明とワクチン開発に挑んでいくのだが、新型ウィルスは人々の努力を尻目に恐ろしい勢いで沢山の命を奪っていく。
様々な保健機関や政府関係者の苦労とウィルスに怯える一般市民の葛藤がタイムリーに描かれていた。
生命を脅かされ明日は自分かも知れないという人々の愚かさがひしひしと伝わってくる考え深い作品です。
最後の最後で感染源となる1日目の映像に戻るので原因が分かってスッキリだけど、若干物足りなさも感じる気がします。
それぞれの家庭や家族の場面が目まぐるしく変わっていくのですが、マット・デイモン演じる妻と継子をウィルス感染で亡くし娘と二人きりとなった父親の部分はもう少し捻っても良かったのかな…と思うとこです。
面白い
パニック物初心者も楽しめる
多分パニック映画を初めて真面目に観た作品がこれ。
かなり前に観たのでうろ覚えです。
落ち着いて観れるのに怖い。
じわじわ進む感染や社会の崩壊。果たしてワクチンはいつ接種できるようになるのか。これが今作の目立つ内容。
実際経験したことがないのにリアリティがある。
多分、恋人や親子という「愛」が物語を握っているから。主人公がたくさんいるから、この作品は観ていて飽きなかったんだと思う。
僕自身、感染列島を初めの20分程度観て、というより、オープニングのしょぼいCGで作られたくしゃみで飛び散る唾液を観て、気力を失い観るのを止めたことがある。だが今作は違う。オープニングからエンディングまで、BGMやCGで誤魔化すようなシーンが目立たない。人間らしさや、危機感よりも「愛」を優先してしまう子供。他にも色々と今作にはパニック以外に退屈させない人間ドラマがあった。
スタッフロール後かな?そのあとに大流行したきっかけがわかる。これは社会をいい感じにディスっていて良かった。
淡々と進むパンデミックムービー
リアルに怖い!
自分だったら
困難な状況に直面した時の各人の行動の描き方が良かった。
特に、自分が出来る最善の事を粛々と行うジェニファー・イーリー親子のシーンに素直に感動した。
自分自身が困難に直面した時に(パンデミックみたいな大袈裟な事でなく日常レベルでも)、こんなに粛々と行動できないなあと、反省した。
結局、何かに直面した時にどうするのかを選択するのは自分自身なんだなあとも思った。
最後のコティヤール姐さんの男前な選択も良かった。
今だ!
自身がインフルエンザに感染中に「今だ!」と観賞。
感染者がさわった手すりやドアノブを出演者が去った後に長回し。なんて厭らしい演出だろう。そして私もここに触って感染したのだろう。と再熱。
人類にとって新型ウィルスもデマも両方脅威だということがわかった。
似たようなことは私たちも先の震災で見聞きしたところだ。
正しい情報を流してパニック発生させるのか、抑制して疑心暗鬼を湧き立たせるのか。とても悩ましい。
しかしキャストが豪華だった割に物語的なスパークを見ないままに終わった感がある。
マリオン・コティヤールとか居る必要あるか?と思った。
ただジェニファー・イーリーがワクチンの可能性を発見する時の優しい微笑みは荒んだ今作の中で唯一ほっと出来るシーンであった。
よく出来た感染パニックムービー
ファントム・メナス
世界中に蔓延する未知の殺人ウィルスによる恐怖とパニックを描いたスティーヴン・ソダーバーグ監督作。
出演者が超豪華。マリオン・コティヤール、マット・デイモン、ローレンス・フィッシュバーン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、ケイト・ウィンスレット…。「オーシャンズ11」に負けず劣らず。
潜水艦映画に外れ無しと同じくらい、ウィルス・パニック映画にも外れは無い。「アウトブレイク」も「感染列島」も面白かった。
単純にSFと割り切れないウィルスが、身近な恐怖とリアリティを与えているのだろう。
いくらリアリティがあると言っても一連の作品では、主人公がウィルス蔓延を防ごうと奔走したり、ワクチンを見つけたり、登場人物の誰かが感染して悲恋が始まったり…劇映画的展開が描かれる。映画を盛り上げる為には必要不可欠な要素。
しかし本作では、スター俳優を起用していながら特定の中心人物を置かず、群像劇スタイルで、ウィルスが広く深く蔓延していく様を静かに描く。見えない恐怖に追い込まれていく人々の心理や思惑をあぶり出す。感染や死もドラマチックに描かれず、唐突に感染し、呆気なく死ぬ。
もし実際にウィルスが蔓延したら?…多少盛り上がりに欠けるかもしれないが、ドキュメントかシミュレーションのような淡々とした展開が、緊迫感と臨場感を煽る。
人と人の触れ合いを断つ接触感染が、さらに恐ろしさに拍車をかける。
ウィルスの恐怖と人間の心の闇…この“見えざる脅威”は現実に起こり得そうだ。
起こりませんように。
幽霊より宇宙人より‥一番恐いのは‥人間の心‥~ヽ('ー`)ノ~
●ナインのMコティヤール
●ジェイソンボーンのMデイモン
●モーフィアスか?IMF所長か?‥ローレンス・フィッシュバーン
●AIでジゴロロボのジュード・ロウ
●恋に落ちたシェイクスピア/●愛しのローズマリー/●デュエット‥の‥グウィネス・パルトロウ
●タイタニック/●愛を読む人‥のKウィンスレット
豪華なキャストで恐ろしい話が繰り広げられる‥
我が敬愛するソダーバーグ‥
‥今迄と全然違うやないかい(`曲´#)
映画引退を発表した氏‥
辞めないでいてくれてて良かったと言うべきか?
独特のソダーバーググレイ‥
‥本作ではまたそれが恐怖を誘う(・ω・)ノ
この手のはいつもは見ないんだが‥
‥ついついッヾ(*'-'*)
☆評は‥
DVD100円水準にて‥(^-^)
DVD買う度⇒①★
モ、1回見たい度⇒①☆
オススメ度⇒②♪♪
デートで見る度⇒②◎◎
観る相方】いや‥一人見は恐いし‥
誰かと見るのも嫌だ!
ぬぅ‥こりゃシンドイ~ヽ('ー`)ノ~
リアリティの追求 ただのウイルスパニック映画ではない
ただ単純にウイルスパニックのド派手な演出、ハラハラ感を求める人には不向きな作品です
これは本当に未知のウイルスが現れ、数千万もの人間を死に至らしめるとしたら そんな誰にも否定できない可能性を非常にリアルに描いたある意味究極のウイルスパニックドキュメンタリーです
恐ろしいウイルスの誕生で人が死に悲しみ、怒り、暴動、略奪、誘拐、搾取、強盗、権力乱用・・人はいくらきれいごとを言っても極限の状態では自分が大事で、人間には誰にも守りたい大切な人がいるからこそ起こる、被害の拡大 ネットで流れる根も葉もない噂や情報 本当に恐ろしいのは人間なのかも知れないと警鐘を鳴らす作品
内容に盛り上がりがほとんど無い分、心理面をうまく表現できる実力派の俳優を起用せざるをえなかったのか 話題作りかその意図は監督にしかわからないが、
モヤモヤする内容で悲観的に捉えることもできるが、これが現実
ソダーバーグ監督の切り口。
全226件中、181~200件目を表示