劇場公開日 2011年11月12日

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「リアリティの追求 ただのウイルスパニック映画ではない」コンテイジョン willstrongさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5リアリティの追求 ただのウイルスパニック映画ではない

2012年8月5日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

ただ単純にウイルスパニックのド派手な演出、ハラハラ感を求める人には不向きな作品です
これは本当に未知のウイルスが現れ、数千万もの人間を死に至らしめるとしたら そんな誰にも否定できない可能性を非常にリアルに描いたある意味究極のウイルスパニックドキュメンタリーです

恐ろしいウイルスの誕生で人が死に悲しみ、怒り、暴動、略奪、誘拐、搾取、強盗、権力乱用・・人はいくらきれいごとを言っても極限の状態では自分が大事で、人間には誰にも守りたい大切な人がいるからこそ起こる、被害の拡大 ネットで流れる根も葉もない噂や情報 本当に恐ろしいのは人間なのかも知れないと警鐘を鳴らす作品

内容に盛り上がりがほとんど無い分、心理面をうまく表現できる実力派の俳優を起用せざるをえなかったのか 話題作りかその意図は監督にしかわからないが、
モヤモヤする内容で悲観的に捉えることもできるが、これが現実

bp