「未知のウイルスの接触感染の連鎖。」コンテイジョン アルさんの映画レビュー(感想・評価)
未知のウイルスの接触感染の連鎖。
この映画を観た後はもう、何処にも触れられなくなるくらいの恐怖。パンデミックによる医療崩壊、買い占め、暴動とまるで未来を予言していた様。
皆が普通に生活をし、旅行を楽しみ、人と会い、そして家に帰る。、、、と同時に大事な家族を感染させてしまう。
前半はただただ世界にウイルスが広がっていく。その現実をWHO&CDCの目線で思い知り、手の打ちようがない無力さを味わされる。まさに今の新型コロナウイルスと錯覚してしまう。
人間の良い部分も悪い部分も、それぞれの登場人物がそれぞれ演じており、思惑や正義感、家族愛が交錯する。
あともう10分程度のエピローグがあれば、、、と思ったが、タイトル通りのエンディング。何故オープニングがあの時からだったのか、喉に詰まった何かを『スッ』と飲み込めた様な、2時間を納得させる終わらせ方も秀逸。
今がまさにそうだが、今後も確実に起こりえる。全ての人に、今、観てもらいたい映画。2011年公開という驚きに☆+1。
個人的には、悪者に制裁を与えて欲しかった(笑)
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