「おうち-160」コンテイジョン かいりさんの映画レビュー(感想・評価)
おうち-160
嵐の最中の静けさ。
目に見えないものが一番怖い。
それもそうだが、その先に見えてくる人間の本性がもっと怖いと思いました。
人は1日2000回から3000回、顔を触るらしいです。
仕事に行くだけで色んなものに触り、色んな人に移すという当たり前の事実を、静かにソダーバーグらしく伝えていく、この怖さ。
嵐の前の静けさ、ではなく、嵐の最中の静けさ。
人間の本性も見えてくる。私だって生きたい、身近な人を守りたいと願うから、善人の立場で何か言うことは出来ない。
大切な人だけは救いたくて、情報を教えちゃうという気持ちもわかるし、それに反発する市民側の意見もわかる。
自分のため、愛する人のために食料を求めて動物に戻る瞬間も。
だからこそ、見てて一番辛かったし怖かった。
相変わらず音楽も素晴らしい。
相乗効果でドキュメンタリーのように進んでいくので、よりリアルでした。
本当にこんなことにはなってほしくない。
私も上映してたら、ガマンできる自信がありません。
解除後に虎ノ門界隈に出向くことになったのですが、ミッドタウン日比谷のビルが気になって仕方ありません。
虎ノ門ヒルズや丸ビルを破壊したゴジラの気分で、次はそっちに行くよ、と心の声が囁いていました。どうしよう⁈
かいりさん、元気に過ごしておられますか?
いよいよTOHOシネマズ日比谷も6月5日に再開‼️と喜んでいたら、先ほど、感染者34人確認、東京アラート発令か⁉️という報道でガックリきました。
コロナウィルスのタフさ加減は尋常でないことを改めてしらされますね。
奴らには梅雨バテも夏バテも期待できないのでしょうか。なんて厄介な連中なんだろう、本当に。
どうでしょうね~
ジョン・ウー監督作品はハトが出てくるまでわからなかったりしますから(笑)
ブライアン・デ・パルマとかロバート・ロドリゲスなんかがわかりやすかったりします!