ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのレビュー・感想・評価
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誰にでもある過去のトラウマ、思い出すたびに自己嫌悪に苛まされる日々...
最後までやり通すことに意味がある
過去鑑賞
覚悟していたのにやっぱり泣けちゃいました。
僕がいろいろ書くまでもなく、脚本の出来も良かったのだと思いますが、やっぱりオスカー演じるトーマス・ホーン君の演技が素晴らしかったですよね。
そしてオスカー君の周りにいる母親も祖母やその同居人も、オスカー君が出逢った様々なブラックさんたちも、欠点も勿論有りましたし、決して良い人ばかりではありませんでしたが、それでも温かみがある人たちでしたね。
特にサンドラ・ブロックが演じたお母さんの行動には泣けましたね(/´△`\)
ただ、あれは観客にはバラすべき事ですが、オスカー君には内緒にしてほしかったです。
個人的にはこれが唯一の不満でした。
…あの悪夢のような同時多発テロは、遠い国に住む僕のような人間にとっても衝撃的な事件でしたから、これが自分の住む街で起こったとしたら、その心的外傷が如何程のものになるのか想像もつきませんし、ましてオスカー君のような子供、しかもその事件で大好きな父親を失したとなれば心の傷がどのくらい深いものなんでしょう?(T-T)これは映画ですが、実際にこれに近い経験をした子供たちがいるかと思うと胸が痛みます。
オスカー君の影にアメリカ合衆国が再生しようとしている姿を感じないでもありませんでしたが、家族や人々との繋がりについて考えさせられました。
やっぱり暴力じゃ何も解決しないんですよね。
確かにアメリカ合衆国政府が始めた事かもしれませんが、ISのような集団が勢力を伸ばすのは大変危険ですし、どのような理由であれテロ行為は決して赦せませんが、暴力に頼らず解決する方法を見つけ、どこかでこの負の連鎖を止めないといけないですよね。
字幕版がおすすめかも
生きた証を探す物語かと思いましたが、残されたものが自立して再生していく印象を強く受け止めました。弔い方の違いもあり、死の喪失をテーマに紡ぐ話は家族観、親子の接し方の距離などがよく表れると感じます。話す姿が作風を印象づけます。うまい。
失った物の大きさ
タイトルの意味が分かったとき感動した
最悪の日
911からずいぶん経ってからの視聴だが、犠牲者の家族は今も苦しまれていると思う、オスカーや母親のように。
「最悪の日」当日、父親との幸せだった日々、現在。いろんな時系列で織り交ぜられ展開する内容。もちろん探し物が見つかったとしても父親は戻ってこないが、ようやく一歩を踏み出したオスカー、得るものも多かった、という話。
会うべき人は一番最初のブラックさんだったというのは出来過ぎだけど。タイトル…大都市も世間は狭い、ということ?
トムハンクスの存在感はさすがだが、それを上回るオスカーに惹きつけられる。
「しあわせの隠れ場所」のイケイケ?な母親役とは打って変わり控えめな感じのサンドラブロックだが、やはり安定の存在感である。
久々に本気で泣いた
あの日父を亡くした少年の,喪失と再生のものがたり
経験や体験の大切さが分かる作品
心がえぐられて、そして優しさに満ち溢れる
母は生きてんだ・・・
冒頭から、父と子の仲良さを押し出し、
その後父不在での子の苦悩がメイン。
オスカーは、偶然見つけた鍵に、父の遺志をダブらせ、
解決方法を模索していく上で、外部にはもの凄く尖っていく。
この難しい役を、このトーマスホーンくんはやりきっている。
まずここが素晴らしい。
話の筋として、オスカーがいろんな人を訪ねていくのだが、
その裏には実は…という行があって、
そこはオスカー自身が何かのヒントから自分で気付く、
という風には出来なかったかな、とは高望みなのか。
自分がオスカーだったら、「何してくれてんねん!」と
ひねくれて逆ギレしてしまいそうだ。
それでも最後、訪ねた人への手紙、濡らしてくれます。
あの、何度も抱きしめてくれる「ブラックさん」も泣ける。
難点は、アメリカの、NYのあるあるネタなのか、
「第6区」の話は全く理解できず、苦悩した。
「ナイン/イレブン」の話は、今後も多く作られるだろうが、
本当に苦悩しているのはこーゆーパンピーであり、
オスカーだけじゃなく、母も、祖父母も、そして彼が訪ねた人全てが、
「9/11」で闇を抱え、置き所に苦悩して生きてる事実を、
見事に描いた作品だと思う。
911の話はただのきっかけ
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