ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのレビュー・感想・評価
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ストーリーの重なり方が絶妙
とても良い映画。
9.11で父を亡くした子供とその周りの人々の感情や行動の交わり方が絶妙。
ストーリーはふせんが徐々に明らかになっていくところやどんどん新しい出来事が重なっていくところが
観ていてとても良かったです。
また、皆のセリフ一言一言が素敵でした。
これはおすすめできる作品です。
5分に1回泣ける
泣かされるのを覚悟で観たのですが、最初から最後まで泣きっぱなしでした。
オスカー役のトーマス・ホーンは父親を亡くした悲しみや、アスペルガー症候群で周りとは少し違うという難しい役を上手く演じていたと思います。
ですが、私は観終わった後に何か物足りなさを感じてしまいました。確かに泣けるし、トーマス・ホーンの演技も良かったです。何が悪いのか上手く言えないのですが、
9.11のテロという重いテーマを、泣けるだけの感動させるだけのあざとい映画にしてしまったような気がします。泣くだけ泣かされた後、私の心には何も残りませんでした。
評判も良く、期待して観たのですが、期待が大きすぎました。日本人はこういう感動物には弱いですが、私はあまり良いと思えませんでした。
物語のラスト、オスカーが一人でブランコに乗れるようになったシーンが好きです。
映像、音の効果
究極の家族愛
大切なメッセージのこもった作品です。
「ものすごく うるさくて ありえないほど近い」
僕もこの映画を公開日にさっそうと観に行きました。
僕はこの映画を『ミッション イン ポッシブル・ゴーストプロトコル』を観に行った時の予告で知りました。
この映画は9.11の出来事で父を亡くした少年を中心として描かれている作品です。
この映画を評価する上で一つ皆さんに知ってもらいたい、このタイプの映画を創る事は非常に難しい、何故ならこのように大きな事故・事件は本来、断片的に描かれるべきではないからだ。
しかし この映画では一件、一人の少年にスポットライトが当てられているように見えるが、実に巧妙に様々な人々の感情が周りに描かれたものとなっている。
そしてこの映画は9.11の出来事を後世に伝える事と同時に、日本で起こった3.11という忘れられない出来事を受けた人々に向けられたメッセージだという事を知ってほしい。
主人公の子役が「ものすごく生意気で、ありえないほどうまい」
大号泣!
誰もが通った子供の心が描かれている。未知なる世界への恐怖、やってはいけないことをやってしまった罪悪感。それらの演出も演技も素晴らしかった。
死んだ父、そして生きた母の愛情に気づいたとき、胸から溢れ出すものを抑えきることが出来なかった。
そして、鍵穴探しを通して触れ合った人々の描かれ方も感動的だった。9.11をテーマに人の温かさが描かれた映画だ。
どう捉えるかは十人十色
微妙
天才少年のミステリー
あの忌まわしい出来事で、父親を失った少年のミステリー。頭の回転も良い天才少年が予想もしない現実に翻弄されながらも、死と愛と絆を知る。非常に面白い目線での作品だと思います。
見ごたえもあり、大事な作品です。
がんばれ!
ものすごくうるさいのは、あまりにも近いから
オスカー役のトーマス・ホーンがとてもいいい。まさに、子どもの「邪気のない」邪気が、言葉の「五月蝿さ」に表れている。彼が、ジェフリー・ライト扮するウィリアム・ブラックに、身に起きた出来事、今の自分のあり方を、それこそ「五月蝿く」語るシーンは、この映画の一番の見所だろう。感銘を受けるコマだった。身を削るほどの辛さ、痛さが、この少年をして語りしめること、そのことをこの少年は見事に演じきっていた。そして、それとは対照的に、言葉(声)を失った賃借人じつは祖父であるマックス・フォン・シドーの抑制の利いた演技、またサンドラ・ブロックの、母リンダ・シェルの包容力ある演技も際立っている。 多弁と無言、喧噪と沈黙、我々が声を失うこと、それが「喪」の意味であることを、重層的に語り出す映画だった。
おじいちゃんと少年
強烈な個性
トーマス・ホーンの強烈な役柄と演技が光る。
でも逆にオスカーの感情にイマイチついていけないところがあり、見ていて疲れる。
いろんな人が様々に抱えている闇を上手く表現していて、一言では言い表せられない深みを感じました。作品中には胸に刺さるような言葉がちりばめられていて、いろんなことを考えさせられる作品だなと思いました。
大切な人を突然失うこと、想像もしていませんでしたが自分はその時どんな感情に襲われるんだろう..と考えても、現実味がなくて何とも言えませんでした。オスカーが母に「パパの何が一番恋しい?」と聞くシーンがとても印象的で、私もリンダと同じように「声」と答えるかもなぁなんて考えました。
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