ものすごくうるさくて、ありえないほど近いのレビュー・感想・評価
全211件中、141~160件目を表示
泣ける…
もうやめてーと思うほどひたむきに父親をおい続けるオスカーが切なすぎる…涙ボロボロ。またオスカーの成長を見守る人の暖かさに胸が苦しい…ハグ17回は凄いけど皆素晴らしく優しい。観てほんとに良かった!
究極の家族愛
9.11で父を失った少年の、彼と父との「8秒間」の物語。
展開が全く分からないのがおもしろい。
そんな中の、セリフの一言一言が心に染みる。
彼の家族、出会う人々の温かさにラストは胸が熱くなる。
少年役のトーマスホーンくんの演技は素晴らしい。
最後に、9.11で亡くなった皆様の魂が安らかでありますように。
大切なメッセージのこもった作品です。
「ものすごく うるさくて ありえないほど近い」
僕もこの映画を公開日にさっそうと観に行きました。
僕はこの映画を『ミッション イン ポッシブル・ゴーストプロトコル』を観に行った時の予告で知りました。
この映画は9.11の出来事で父を亡くした少年を中心として描かれている作品です。
この映画を評価する上で一つ皆さんに知ってもらいたい、このタイプの映画を創る事は非常に難しい、何故ならこのように大きな事故・事件は本来、断片的に描かれるべきではないからだ。
しかし この映画では一件、一人の少年にスポットライトが当てられているように見えるが、実に巧妙に様々な人々の感情が周りに描かれたものとなっている。
そしてこの映画は9.11の出来事を後世に伝える事と同時に、日本で起こった3.11という忘れられない出来事を受けた人々に向けられたメッセージだという事を知ってほしい。
主人公の子役が「ものすごく生意気で、ありえないほどうまい」
9.11で父を亡くした少年が父の残したものを探すことで成長する物語なわけだが、主人公の子役が「ものすごく生意気で、ありえないほどうまい」
しっかり感動もするし、含蓄もあるのだが、主人公の上手すぎる演技と出来過ぎな家庭環境が少しノイジーかと。
しかし、彼が見つけた真理というものは観客のあらゆる人生の傷を癒すヒントになるんじゃないでしょうか。
大号泣!
誰もが通った子供の心が描かれている。未知なる世界への恐怖、やってはいけないことをやってしまった罪悪感。それらの演出も演技も素晴らしかった。
死んだ父、そして生きた母の愛情に気づいたとき、胸から溢れ出すものを抑えきることが出来なかった。
そして、鍵穴探しを通して触れ合った人々の描かれ方も感動的だった。9.11をテーマに人の温かさが描かれた映画だ。
どう捉えるかは十人十色
なんともやりきれない9.11の悲劇。一人の少年を絶望のどん底へと陥れる。見えぬものを追う少年。そこで会った沢山の人間という名の記号たち。少年には答えがすべて、それしか見えなかったそれしか生きていく支えがなかった。ついに絶望の淵に陥った少年は"ものすごくうるさくて ありえないほど近い"存在が居たことにに気づく。
自分の中で 答えとは全く関係性のない 目障りだと決めつけていた存在に…。
涙なしでは観られないです
微妙
うーん、、評判がよく期待していたんですが正直微妙でした。
子役の演技もなんか大げさで疲れるしムカつきました。
内容のほうもなんか中途半端な感じがします。
これで感動できる方はとても清い心をもっているんだろうなーって、、
父親役のトムハンクスだけよかったです。
あまりに辛くて
辛すぎたので途中で断念してしまいました。
少なくともあのテンションとか作り方とか痛々しさとか総合的に考えたら、これはもう4くらいの勢いがあったと思います。
でも辛すぎる。少年がうますぎる。
天才少年のミステリー
あの忌まわしい出来事で、父親を失った少年のミステリー。頭の回転も良い天才少年が予想もしない現実に翻弄されながらも、死と愛と絆を知る。非常に面白い目線での作品だと思います。
見ごたえもあり、大事な作品です。
がんばれ!
涙腺のツボに入った作品です。
本当に泣ける。少年に対してのよく頑張った、辛かったねという気持ちや、母親の大きさに何度観てもやられてしまう。
キャストや音楽、カメラどれをとっても最高の作品だと言える。
この作品に出会えてよかった。
ものすごくうるさいのは、あまりにも近いから
オスカー役のトーマス・ホーンがとてもいいい。まさに、子どもの「邪気のない」邪気が、言葉の「五月蝿さ」に表れている。彼が、ジェフリー・ライト扮するウィリアム・ブラックに、身に起きた出来事、今の自分のあり方を、それこそ「五月蝿く」語るシーンは、この映画の一番の見所だろう。感銘を受けるコマだった。身を削るほどの辛さ、痛さが、この少年をして語りしめること、そのことをこの少年は見事に演じきっていた。そして、それとは対照的に、言葉(声)を失った賃借人じつは祖父であるマックス・フォン・シドーの抑制の利いた演技、またサンドラ・ブロックの、母リンダ・シェルの包容力ある演技も際立っている。 多弁と無言、喧噪と沈黙、我々が声を失うこと、それが「喪」の意味であることを、重層的に語り出す映画だった。
おじいちゃんと少年
マックス・フォン・シドー(居候のおじいちゃん役)と少年のシーンがすごくいい。
おじいちゃんの孤独と少年の孤独が共鳴しあう場面に号泣。
「おじいちゃんと少年」っていう組合わせ、ある意味最強なんじゃないかと思う。
『フランダースの犬』とか『ニュー・シネマ・パラダイス』とかね。
いたいけな少年とおじいちゃんに涙しちゃうDNAが組み込まれているような気がする。
強烈な個性
トーマス・ホーンの強烈な役柄と演技が光る。
でも逆にオスカーの感情にイマイチついていけないところがあり、見ていて疲れる。
いろんな人が様々に抱えている闇を上手く表現していて、一言では言い表せられない深みを感じました。作品中には胸に刺さるような言葉がちりばめられていて、いろんなことを考えさせられる作品だなと思いました。
大切な人を突然失うこと、想像もしていませんでしたが自分はその時どんな感情に襲われるんだろう..と考えても、現実味がなくて何とも言えませんでした。オスカーが母に「パパの何が一番恋しい?」と聞くシーンがとても印象的で、私もリンダと同じように「声」と答えるかもなぁなんて考えました。
≪少年に感情移入できなかった。≫
ずっと見たいなーと思っていて、wowwowでやっていたものを録画してみました。
見終わっての正直な感想は、なんだか疲れたなあ、期待しすぎてたなあ、でした。
この映画に対して、9.11で父親を失った少年が、父親に関することを探しにいくというだけの予備知識しか無いままで見たので、まずその少年がアスペルガー症候群だということに気付きませんでした。
そのためとにかく騒ぐ、誰に対しても失礼な態度、わがままな印象でまったく感情移入のできない主人公でした。
正直なところ、その症状があると分かってからもなかなか同調できなくて最後まで泣けないしそれどころか感動するシーンも感動できず。。
それどころか、少年はアスペルガーである必要はあったのだろうか?
むしろ普通のおとなしい少年が何かのきっかけで父親や他に対する感情を爆発させた方が感動できた気がします。
アスペルガーならそれなりの表現方法がもっとあったんじゃないかなあ。。
また、セリフがとにかく多い、哲学的すぎて何を言っているのか理解できない、説明が多すぎる。
上記にあげたものどれも丁度よく入っていれば全く気にならないのに、なんというか、すべてやり過ぎでどのセリフに視点を置けばいいのか、どのセリフが必要なのか(もちろんどれも大切なセリフなのは分かっているんですが)ゴチャゴチャしすぎていて。
それが余計に疲れてしまった要因かもしれない。
この内容なら9.11が題材じゃなくても良かったし、鍵穴を探す目的の中で少年の成長も見られなかったし、話すことのできない老人は中途半端に関わってサッといなくなってしまった印象だし。
良いところを探すほうが難しい。。
感動どころか、見たあとにとくに何も感じない映画でした。
わざわざDVDを借りてまで見ることはないとおもいます。
確かにうるさいよね、タイトル長いよね。
子役の演技ってなんでだろ…凄く輝いて見える。他出演者がどんなに豪華だろうがその存在を薄くする。
でも、そこで面白い!もう一度みたいなんて思えなかったり…映画出るうえで演技力あって当たり前って感じで見るからかな…。
9・11という重苦しいテーマがありつつも予備知識のない私は中盤に気づくという(笑)。
感動作とのことだったが…涙はいつ流すのだろうか…涙が出た人はとても清い心の人なんだろうな。いい家族だなぁ〜素敵な母親だな〜とは思ったのですが…。
ラストのノートの絵は感動というよりは恐怖を感じた…。ペンでガーッと殴り書きした感じがなんか無理。
タイトルが長い作品。って印象しか残らなかった。
両親の愛に包まれて
本当に涙が止まらない!!
トーマス・ホーンの演技力半端じゃない!
初演技・初主演であの障害児の役を完璧に演じてた
トム・ハンクスが本当にいい父親
サンドラ・ブロックが母親役っていうのが最初は意外に思えたけど
母親の愛がすっごい伝わってきた
黙って見守ってくれる両親の愛が
オスカーを成長させていくところが素敵
画の撮り方が本当に絶妙で
障害を持ってる子ってこんな風に見えてるんだってことが
凄くわかりやすく描かれてる
鍵のオチもリアルである意味新鮮
そこまでの過程が重要だったことをより強調してる
大好きなNYもたくさん出てて私的には大満足♪
媚らず正面から向かい合う佳作。
あの事件の犠牲者の人々は同情を一身に浴びる立場の人たちだけど、原作の良さも有り変に政治的に利用されず正当なヒューマニズム溢れる作品となっている。単に父親を亡くした家族の物語にしないで、祖父母を絡ませたり少年の行動を暖かく見守り陰で支えていたという母親の存在を最後に見せたりと演出の良さが光る。少年役のトーマス・ホーンはオーディションで選ばれたズブの素人との事だけど、素人とは思えないほどの演技力で難しい役をこなしていた。少年オスカーの想いや胸のうちが自然にとても身近に感じられた。父との想い出の軌跡を辿りながら祖父母を含めた家族がひとつになり再生していくストーリーに素直に感動した。
全211件中、141~160件目を表示