「理解不能」ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
理解不能
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いきなり海戦が始まるし、話が見えないと思ったら、あれから14年も経つと言う、だとすると28歳、その割にはシンジもレイも変らないのは気のせいか?
たしかアスカは初号機に噛み砕かれた筈なのに眼帯こそすれ生きていた、レイは確かに助けたはずなのにまるで別人、何がどうしたのか、説明嫌いの庵野監督流とはいえ、ちょっとはサービスしてもいいでしょう。さすがにお馴染みのお色気シーンは1回になりました。前作では戦闘シーンで「今日の日はさようなら」とか「翼をください」がかかり、この手の感情操作は稚拙におもえましたが本作ではピアノが登場、ベートベンが使われたり多少芸風を変えたようですね。
どういう訳か冬月じいさんがシンジを将棋にさそい、母の謎を明かします、初号機と母は同化したらしいが理解不能。ネットでは冬月がシンジの実の父説まで飛び出して、なるほどゲンドウが冷たいわけだと妙に納得、真相は如何に・・。
止めようとカヲルが言うのに馬鹿シンジは槍を抜いて4thインパクト、何とかアスカやマリたちの奮闘で食い止めたものの展開が急すぎて読み切れない。
なんと黒幕と思っていたゼーレはモノリスに移植された電子生命体、電源OFFで消滅、とすると全ては碇ゲンドウの陰謀だったのか、最終章へのつなぎのようで中身の薄いというか難解な第3章でした。
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