「ゾンビ映画の知的さは前半だけ。」ショーン・オブ・ザ・デッド ブロディー署長さんの映画レビュー(感想・評価)
ゾンビ映画の知的さは前半だけ。
前半、世の中がゾンビで大変なことになっているのに、仕事や友達や彼女や親のことなど身の回りのことが忙しくて気がつかずにいるところが面白かった。他人には関わらないようにする個人主義の世の中と、変なことばかり起きている世の中への皮肉になっている。後半は定番のゾンビものの逃亡だが、安っぽいギャグや彼女との仲直りや、中途半端な御涙頂戴がゆるくて下手な演出で続き、あまり面白くなくなった。クイーンの選曲もベタでいまいちセンスを感じない。
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