「キレ味のあるコメディ」ショーン・オブ・ザ・デッド kazu6279さんの映画レビュー(感想・評価)
キレ味のあるコメディ
ゾンビ映画でありながら終始コメディ要素を盛り込んだなんとも痛快な作品。
Simon Pegg の冒頭のボンクラ感が滲みでる表情が最高だ(笑)
ルームシェアをするボンクラ三人というキャラクターの配置は後の「hang over」に充てられた様なキャラクター配置といえる。
演出面も見事で、前半の痛快且つスピード感のあるコメディタッチから、事態の発動。いわゆるゾンビ出現による「世界の終幕」シークエンスに突入する絶望感は見事。しかし彼らは徹頭徹尾ボンクラ感を絶やさず面白可笑しく事態に順応していく(笑)
さすがのEdgar Wright 監督。このキレのよさが後の「Baby Driver」に生かされているとなると納得です。
Queen 「Don't stop mi now」の使い所に注目だ。(笑)
個人的には、この作品を鑑賞している間は多幸感に満ち溢れた気分になってしまった。(笑)紛れもない傑作!
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