「I can't smell anymore. 死に至る病、そして」パーフェクト・センス アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
I can't smell anymore. 死に至る病、そして
レビュワーのクリストフさんとtalismanさんに「コンティジョン」のレビューコメントでオススメ頂いた本作。遅ればせながらやっと観ました!うん、面白かったです。オススメありがとうございました。
本作は感染というか、不思議な感じです。次々と感覚がなくなっていく。あれは結局なんだったんでしょうか?変な話、人類の終わりを観ているようでした。あの症状は滅びる時の為に人間のDNA に刻まれているような、神様のマスタープランなイメージでしょうか?よくよく考えるとメッチャ恐いです。
しかし、感情が溢れだした後に一つ一つ感覚がなくなっていくという設定を思い付いたのはスゴい!感覚が一つなくなる度にそれに対応していく姿はなるほどなぁっと思いました。味覚がなくなれば食感で料理を作ったり、聴覚がなくなれば振動で音楽を聴いたり。設定だけで終わる事なく、ちゃんと掘り下げてある所が面白かったです。
そしてエヴァ・グリーンが美しいですね。端正な顔立ちで、いかにもパリ出身って感じです。ユアン・マクレガーも良い俳優さんです。感情が爆発してるシーンはホント説得力があります。マリファナ吸ってるとどうしても「トレイン・スポッティング」を思い出してしまいますね。
んー、でも本作は人類全滅エンドなのでしょうか?それとも五感全てをなくしても人類は続いていくのでしょうか?映画の中では明確にならなかったので後はそれぞれで考えてって事なんでしょうけど。例えば自分が五感全てなくなったと考えると・・・うわっ、生きていける自信ないわ~。
asicaさん、コメントありがとうございました。
感覚が無くなるって怖い話ですよね。想像するのも難しいです。でも目が見えなくても、足が無くても頑張ってる人もいるんだなっと最近パラリンピック見てて思いました。
味がしなくなって耳が聞こえなくなって目が見えない、たぶんそして皮膚感覚がなくなったら、、、、
考えるだけでも怖いです。
チューブに繋がれて栄養補給されて生きて行くだけ。
そういう脳内だけで生きるってどうなんでしょう。
そういう宇宙人 いるかもとか
思っちゃいましたよ。