劇場公開日 2012年8月25日

「あなたへ」あなたへ ピエトロさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0あなたへ

2012年8月30日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

今日は、予約して映画「あなたへ」を見てきました。
高倉健さんのファンなので当然です。
感動の物語なのでハンカチを持って行きましたが・・・使えませんでした。
役者さんは、超一流ばかり。あの、内容だと可愛そうです。
原作者の「森沢明夫」さんも、これで納得したのでしょうか?

小説と大幅に違います。半分です。
すばらしいストーリーなはずなのに、かなりカットされかなり書き換えられ、物語がどうして次はこうなるの?? つながっていません。

登場人物のそれぞれの人生ドラマも有るのに全てカットされ、なんだか話がつながりません。

一番の問題は、「あなたへ」って、郵便局留めの最後の手紙が、クライマックスで涙が止まらなくなる場面で、手紙が3枚ほど有るはずなのに・・・この映画では「さようなら」これだけ。
ぶち壊しです。
何の為に、「倉島英二」がキャンピングカーを急いで作って、思い出に振り返りながら旅をしたのか? 訳が解らず見ている方々に感じてもらえません。

こう言うのは、監督とか脚本家とか?が変えてしまうのでしょうか?

とっても、残念な映画になってしまって高倉健さんが可愛そうです。

ピエトロ