「孤高のグレングールドに親しみが湧く」グレン・グールド 天才ピアニストの愛と孤独 sannemusaさんの映画レビュー(感想・評価)
孤高のグレングールドに親しみが湧く
今は無き渋谷UPLINKで鑑賞。
私の中のグレングールドのビジュアルイメージが、再録のゴルドベルグ変奏曲当時のものしかなかったので、若い頃の彼のハンサムさにビックリした。
そして変人のイメージ。
独りでいることを好む、とかマイペースだったんだろうなというのはイメージ通りみたいだけど、人付き合いができないわけではないんだな。
人付き合いに慣れてはいないから不器用みたいだけど。
クリエイティブさを貪欲に追い求め、納得のいくまでとことん表現を追求する。それってプロフェッショナルとしての望ましい姿だ。けして変人だからというわけではない。
彼の中での表現したいイメージにこだわるあまり、人にも厳しく、回りを顧みない行動ばかりだったんだろう。
やはり独創性で評価される人は、あえて空気読まない(読めなくても可)能力が必要だと思う。周りの支援がたとえ暖かいものであっても、邪魔になるときもある。
孤高なイメージのグレングールドだが、親しみを持って身近に感じられてよかった。
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