ミックスマシンのレビュー・感想・評価
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一つになりたい
2006年公開作品
ビデオマーケットで鑑賞
監督と脚本は当時19歳の専門学生斉藤可奈子
短編映画館下北沢トリウッドと専門学校東京ビジュアルアーツが共同で立ち上げた学生をメインスタッフとして商業映画を製作公開するトリウッドスタジオプロジェクト第1弾
粗筋
惹かれ合う16歳女子高生タエと19歳ほぼ無職ミツル
学校でも家でも人間関係がうまくいかず家を出るタエ
歩けなくなった母に歩けるようになるためにガラクタで歩行器を作るもその母は病気で亡くなってしまい失意のミツル
一つになるため大きなジューサーを作り二人で入ってみるもすぐさま木っ端微塵に壊れてしまう
ネジが一本足りなかったのかもしれない
笑う和気藹々の二人
若い男女が一つになりたい
しかも19歳と16歳
ならばやることは一つだがそうではないらしい
グロ映像を覚悟したがそんなことはない
エロもグロもない
そっけない
ミキサー大帝を思い出した
ミツルに発明の才能はない
将来二人が結婚するなら身を入れて真面目に働いた方が良いだろうしそうなるほかないだろう
なにかに怒っている印象しかない
「明るい未来が見えませーん」
最高のパートナーと結ばれたら明るい未来も見えてくる
配役
孤独な16歳の高校生のタエに三枝万莉
19歳の発明家のミツルに沼澤貴宏
いつもイライラしてるタエの姉の美咲にエリカ
タエと美咲の母親の京子に真行寺君枝
病気で足を悪くした寝たきりのミツルの母親の陽子に中川和恵
陽子の弟で甥のミツルを自分が営む町工場で働かせている高野に平久保雅史
タエのクラスメイトの明日香に高野歩日
タエのクラスメイトの美里に北村佳織
タエの担任の木下に光井みほ
美咲がバイトしている店の先輩のバイト店員に成願トオル
美咲の同級生に川島田ユミオ
美咲の同級生になべ子
北斗七星を北斗六星にするよ
女子高生のタエとキテレツな発明品を作り続けるミツル。二人とも家族に悩みを抱えていて、家にいたくないもんだから現実逃避で発明グッズで遊んでばかりいる。
タエが「一つになりたい」と言い出す
。JKが一つになりたいといったら合体の事だと思うんだけど、ミツルはそれを人肉ミンチジュースと解釈。「死んじゃうかもしれないけど一つになれるよ」
はじめの方は掃除機を夜空に向けて星を吸い取るよ。アハハ。とかやってたのに急に本格的な巨大なミキサーを作った。これが映画タイトルで、やべぇカップルが二人で同時に死のうとする話だった。
壊れておしまい、あとは特になし。
前半のゆるい感じからの後半の展開の意外さはある。
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