「ブラピによるブラピの為のゾンビ映画」ワールド・ウォー Z arakazuさんの映画レビュー(感想・評価)
ブラピによるブラピの為のゾンビ映画
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ストーリーはトントンテンポよく進むので、スルスル観れてしまうが、後には何も残らない。
ブラピ演じるキャラクターは家族を守る強い父親であり、危険な紛争地域で活動していた元国連職員ジェリー。
謎のウィルスにより次々とゾンビ化した人間により世界各地の都市が壊滅という危機的状況で職務に戻るように要請される。
最初の感染者を突き止めようとウィルス学者と共に韓国に向かうが、肝心のウィルス学者は早々に死ぬ。それもゾンビに襲われたのではなく、滑って転んで!
全世界の運命はブラピ演じるジェリーに託されることになる。
国連の職員としてジェリーがどんな活躍をしていたのか分からないが、あまりにも彼が万能過ぎ不死身過ぎて、もしかして既にゾンビ?
フィクションとはいえ、世界を救うなど一人で出来る訳もなく、世界中の精鋭を集めてチームで当たるべき大仕事。
もっと役割分担をすれば、脇のキャラクターも生きたのに、ブラピ以外のキャラクターの影が薄すぎるのは残念。
韓国の基地に捉えられていたCIA職員役のデビッド・モースなんてもっと出番あるかと思ったら、何と出番はワンシーンのみ!
まさかブラピによるブラピの為のゾンビ映画。
ゾンビは動きが緩慢なのがお約束だと思ったら、刺激を与えると身体能力がスーパーになって物凄い勢いで襲ってくる。
これは怖いし、新機軸?
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