「スーパー・ブラピ Z」ワールド・ウォー Z たぁ〜ちぃんさんの映画レビュー(感想・評価)
スーパー・ブラピ Z
クリックして本文を読む
ここまで良い点と悪い点がはっきりと混在している映画も珍しいですね。
良い点
○ゾンビを扱った初のメジャー超大作(製作費200億円!)。ゾンビ映画の歴史を知る者としては、遂にという感慨深いものあり(泣)
○人がゴミのようだ!のCGを駆使した大量ゾンビが迫力満点。
○パンデミックの収束方法がなかなかのアイデア。
悪い点
●大作の予算回収のため仕方無いだろうが、ゾンビが人を食うというセリフのみで、直接のシーンが一切無い(エクステンデッド版DVDは若干ゴアシーン増えてるようだが)。
●ゾンビが音に反応するって気付いてからも、不用意に携帯音鳴らしたり、物にぶつかってバレるなどのお間抜け演出が多い。おまけにウィルス学者のコメディ的出落ちは、シリアスな話なのに吹いちゃっただろ(笑)
●ブラピが超人過ぎで、墜落地点から目的地が近過ぎの、致死率高いウィルスを選ぶのがビンゴで都合良すぎ。
ジョージ・A・ロメロも制約の多さを嫌がって、メジャー資本を蹴ってマイナー資本でゴア満載の「死霊のえじき」を撮ったし、本作もゾンビ映画としては多々不満があるが、いつかグロゴア満載のゾンビ大作が出てくるきっかけになってくれればいいなぁ。
コメントする