「脚本が死んでいる」ワールド・ウォー Z SgtJohnさんの映画レビュー(感想・評価)
脚本が死んでいる
「ワールド・ウォー Z」は、原作好きから見ると受け入れにくい映画です。
マックス・ブルックスの小説版は、オムニバス形式でゾンビ感染の初期の混乱から細かく描かれてるんですけど、映画版はその辺をかなり省いています
そのせいで別物というか小説を元に脚本家が映画受けする内容に書き換えたのですが、ブラピを全面出した結果、小説版のファンが作成したのなろう系2次小説になっています。
特に「ゾンビウイルスが致命的な病原体を持つ人には感染しない」っていう映画独自の設定は、原作にはありません。
2時間で終わらせるためだけの設定です。
映画自体はパニックアクションとして頭をすっからかんにして観ると楽しめるかもしれない。
原作を読んでいるとなんでやねんの連発で楽しむのは...
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