劇場公開日 2012年6月9日

「干物映画」映画 ホタルノヒカリ 近大さんの映画レビュー(感想・評価)

1.0干物映画

2016年3月30日
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鑑賞方法:DVD/BD

単純

外ではお洒落な格好で仕事も出来るが、家ではジャージ姿でゴロゴロしてばかりの“干物女”の恋愛を描いて人気を博したTVドラマの劇場版。
TVドラマは第1期の最初の方は見てたけど、何となく見なくなった。
なので、蛍とぶちょーが結婚しててびっくり。いつの間に!?

TVドラマはもうちょっと面白かった印象があったんだけど…
この映画版、酷ぇや。
単なる綾瀬はるかのおとぼけショー。
話がまるで面白くない。
仕事と新婚旅行を兼ねてローマへ行くって設定なんだけど…
とりあえず海外行っとけばゴージャスな映画になるという安易な企画。
邦人が誘拐された事件が起きたばかりのローマでぶちょーが誘拐され…みたいなアホな展開。
蛍とぶちょーのおままごとみたいな恋愛、最後は勿論絵に書いたようなハッピーエンド。
ローマで出会ったもう一人の干物女、松雪泰子と手越“テイッ!”祐也の姉弟も無理矢理ねじ込んだ新キャラ。
本当にこんなの見て、あ~面白い映画だった、と言う人居るんだろうか。
(まあ、居るんだろうなぁ、一応興行成績18億円)

外と家でギャップある女性は別にいい。
が、こんな天然は勘弁。
確かに綾瀬はるかは可愛い。
でも役柄に魅力(りき)を感じず、全く魅力(りき)的に見えず。
これなら、やたらと綺麗なパンテーンのCMを見てる方がずっといい。

近大