「カルチャー教室の映画鑑賞会」運命の子 トコマトマトさんの映画レビュー(感想・評価)
カルチャー教室の映画鑑賞会
封切りから1ヵ月近くたつ作品
オイラが見たのは平日昼間の渋谷ル・シネマだけど、結構な入り。
上映館が少ないせいもあるだろうが、中国の歴史文物が好きな人って結構いるんだね。
観客の平均年齢は65以上って感じだったね。
さて、映画ですが…。
今のチェン監督、かつてのほとばしるような作家性はスクリーンからは失せてしまった感。中国の古典を娯楽要素を含めてうまく映画化した、というだけに映った。
「黄色い大地」「大閲兵」そして、「覇王別姫」…。そのあたりで、監督の作家性は途絶えたのか。
改めて、見る者を驚かせるような現代ものを撮ってほしいもんだわ。
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