アポロ18のレビュー・感想・評価
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リアルとスリラーの中間
手短に。 奇抜な設定をそれらしく見せるために、決定的なものはなるべく見せないという手法をとっています。 「ブレアウィッチ・プロジェクト」「4thカインド」などに近い雰囲気の映画です。これらが好きなら楽しめるでしょう。 2013.6.22
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自宅にて鑑賞。アメリカとカナダの合作。細部迄、徹底したモキュメンタリーで、撮影時には'70年代製レンズが使用されたらしい。概ねのプロットは、『アルマズ・プロジェクト('07)』に似ているが、スポットしたスローのプレイバック再生が施される等、リアリティを持たせる作り込みがよりソレらしい本作の方が丁寧に作られている。蟹の様なエイリアンやソ連製の宇宙船等、魅力的なガジェットも登場するが、ラストがお座成りで盛り上がりに欠ける。特典映像の別エンディングも描写が違うだけで、本篇と同じストーリーだった。55/100点。
・オープニングの三人の宇宙飛行士のプライベート映像は、エンドロールでも繰り返されている。リアイリティを追求するなら、月面の影が一定で、月の低速回転を無視していたり、ヒューストンと宇宙での無線にタイムラグは無い筈だし、無音の筈の宇宙空間での音の響き等にも拘って欲しかった。
・鑑賞日:2012年12月5日(水)
低予算・スペースホラー
何も知らずに借り、 初めは、これ、ドキュメンタリー? と思わせる映像、、いや、でも違う、、 低予算のあの映画、、、、 ○ラノーマル・アクティビティだ!!! これが見てる途中の感想。 宇宙に残された飛行士2人。 通信が途絶え孤独な中、ある物体に 襲われる船員。それでも帰還を目指す。 完全にホラーで、苦手な人は1人で 観ることをオススメしません。 自分は苦手で、後悔しました。。。
こういうの好きな人にはツボ
アポロ計画については様々な憶測が飛び交っているが、それをここまでB級的テーマで訴求されるとやられる。万人受けしない大雑把な構成や、いかにもな画面ノイズのPOV映像等、徹底的にB級なのが良い。それを「これは本当の出来事だ」と言ってしまう辺りは拍手を送りたい程である。
さて、事実な訳ないだろと鑑賞していくと、それでもリアリティ溢れる作り手のこだわりが見えて来て、映画ファンにはある程度受け入れて貰える完成度では無いだろうか。過去、「アルマズ・プロジェクト」というこれと似た作品があったが、あちらよりも映画作品としての盛り上がりを見せてくれる為、安心して観ることが出来た。ソ連の宇宙船の展開や、登場人物を襲うある生物の存在等、ビジュアル的にSFファンを喜ばせてくれる様な展開が用意されている。
宇宙版「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」と言えばイメージがしやすそうな本作だが、孤立した世界で、意思の疎通等がおおよそ出来ない未知の存在と出会った時の恐怖はやはり計り知れない。本作はズバリそんな作品であり、完成度はともかくとして、恐怖さには何とも言えぬ魅力がある。
岩の様な体表のエイリアンは中々珍しいタイプだろうが、月の表面に見えるゴツゴツした地表を活かした設定となっており、面白いと思う。個人的にはどこが顔かも分からない得体の知れなさ全開の生物の方が怖い気がするが、製作陣の遊び心として観ればいいのだろうか。
アポロ13と間違うなかれ(笑)
月に生物がいると分かって、探査に向かわせており、通信が回復しても「君たちは帰れない。家族には何処かで名誉の死をとげた…」とか酷すぎる。 船内でのパニックはそれなりに面白い。壊れた探査船を諦めて、ソ連の月探査船に移動し、地球への帰還を頑張るラストもよいと思う。
地味に面白い
B級に分類される映画だと思うんですが話もストレートでわかりやすく(B級だからってのもあるとは思いいまずが)、映像はなかなか頑張っていて見ている側としては怖いです。 ただ一つ、主人公と思わしき船員のいつまでたっても仲間を捨てない、一緒に帰ろう!って姿勢があの状態なら流石にならないと突っ込みたくなるのが満点を与えられない原因です。
「ゼロ・グラビティ」は偉大だ
お馴染みフェイク・ドキュメンタリー映画である。 B級ホラーに多く、いい加減うんざりしているジャンルだが、本作の題材は“アポロ計画”。 なのでちょっと興味惹かれたのだが… フェイク・ドキュメンタリーでアポロ計画に隠された秘密とくれば、○宙○やエ○○○ン絡みなのは見なくても分かる。 いくらドキュメンタリーっぽく作っても、映像がいかにも編集した作り物的なのが安っぽい。 陰謀説なら「カプリコン・1」の方が圧倒的に面白く、宇宙の恐怖なら「ゼロ・グラビティ」の方が圧倒的に恐ろしい。
しょぼいわ
そもそも、なんで莫大なお金を使って アポロを月に向かわせたのかが、まったく意味不明。 危険なのを知ってたならもっと方法はあったはず。 精神を乗っ取られる的なのって・・・ ちょっと安直な発想すぎる・・・・ 単純なのに、ひっぱりすぎな展開にしんどさを覚えた。 意味不明やわ
ソ連が来たなんて聞いてないぞ
映画「アポロ18」(ゴンサロ・ロペス=ギャレゴ監督)から。
「カプリコン1」とか「アポロ13」など、
なぜかアポロ関連の映画は、気になってしまう。
本当は月へ行ってない、という都市伝説もあるように、
私の好奇心がくすぐられるのであるが・・。
本当の理由は「地球外生物がいたから」なんて面白い。
「今の技術を駆使しても月面着陸は不可能」という説を、
私は支持していたのだが。(笑)
気になる一言は、その前段階での仕掛け、というべきか、
「我々以外の足跡を発見」から始まり、
それが「ソ連の宇宙飛行士」の足跡であったこと。
さらに、彼らは地球外生物に殺された・・と続く展開に、
思わず、笑ってしまった。(すみません)
だからこそ、アメリカ宇宙飛行士の驚きの台詞をメモ。
「ソ連が来たなんて聞いてないぞ」
月で宇宙人と出会うより、ソ連の宇宙飛行士と会った方が
彼らの想定外で驚くに違いないからだ。
それも「マル秘だったはずのソ連製の月面着陸船」が
簡単に操縦できるなんて、と突込みどころ満載の映画。
ますます、月への着陸の真実が気になってしまった。
月の孤独
『恐怖は人類最古の感情』と語ったのは
モダンホラーの始祖とされる作家H・P・ラヴクラフト。
彼の著作には頻繁に——いやもうやかましいくらい頻繁に(笑)
“宇宙的恐怖”という言葉が登場する。
これは『人の理解を絶対的に拒絶する存在への恐怖』みたいな意味合いの言葉らしい。
宇宙が舞台の本作を観て安直にこの言葉を連想した訳だが、
実際、本作ではこのラヴクラフト作品を読んだ時に近い恐怖を味わえた。
宇宙的恐怖イェーイ。
『遊星からの物体X』『エイリアン』『スフィア』など、
僕はどうも“孤立した空間で怪異に遭遇”という設定に弱い。
そして本作の舞台は月面。これ以上の“孤島”があるだろうか?
息が詰まりそうなほど狭い居住空間にふたりぼっち。
この状況で恐怖に晒され、おまけに外部との連絡も途絶え……
まさしく悪夢である。
ビックリ箱的恐怖演出は『パラノーマル・アクティビティ』等にはやや劣るが、
宇宙という馴染みの無い空間の面白さも手伝ってか、物語展開は『パラノーマル〜』よりずっと楽しめた。
ざりざりと粗い記録映像も『いかにも』な感じで出来が良い。
そもそも主人公らが映像記録を残す理由も明確なので、
これまで観たPOV作品以上にリアリティと説得力を感じる。
ま、肝心の怪異の正体にはあんまり現実味のある恐怖を感じなかったけど。
デカい蜘蛛か蟹のようなフォルムは気色悪いし、
顔から大量のアレが噴き出すシーンには顔が引きつったが、
やっぱり他の生物に“似てる”と感じた途端に、
正体不明の存在に対する恐怖は薄れてしまったかな。
これはかなりかなり個人的な意見だけど、
もっとこうヌメッとした、どこが脚か頭かも分からない不定型な生物や、
どんな生物とも似つかない異様なフォルムの生物が見たかった。
全く理解できない、意志疎通の可能性が持てないものに対して人が抱く恐怖。
それって極めて強固な恐怖だと思うので。
最初に述べた3作品では、その恐怖を感じた。
あと欲を言うなら、物語展開にもうひとヒネリが欲しかった。
ソ連の船に関するくだりや、録音テープの息子の声とかは面白いが、
感染して意識を乗っ取られる展開ってのはかなり安直かな。
ともあれ、楽しめた!
七夕の時期に相応しいホラーです(?)。
ところで、「♪ダークサイド・オブ・ムゥ〜ン」と陽気に歌う
あのエンディング曲の選曲は割と底意地が悪いと思う(笑)。
<2012/7/7鑑賞>
宇宙飛行士かわいそう
アポロ計画の話はとても好きだし、低予算でフェイクドキュメンタリーは非常に正しい選択で、しかもレトロ映像が非常に感じがよくて70年代が実によく再現されていた。 しかし、起こる事件が宇宙虫と虫による感染で、しょぼくてがっかりした。しかもその虫が、コソコソしていて、サスペンスとして描く意図は理解できるものの、事件に向き合ってない感じもあった。とにかく感染というのがとてもつまらなかった。 ロシアの探査船もとてもかっこよかっただけに残念だった。
NASAは映画『アポロ18』の公開をなぜ妨害するのか?
映画「アポロ18」が今月14日から日本公開されます。 実はこの作品は、昨年の全米公開が8回も延期された、いわくつきの映画なのです。4月3日付東京スポーツの記事は延期の理由を、「NASAが公開中止寸前まで追い込んだ」としています。まぁ東京スポだから割り引いて読まなくてはいけないものの、本作の公開が何らかの圧力で延期になってきたことは、否定できない事実。 たかだか映画なのに、もしNASAが圧力をかけたとしたら、どうしてそこまでしなければならなかったのかという疑問がおきます。 宇宙には無数の星が存在します。 地球にしか生命体が住んでいないというのは不自然で傲慢な考え方だと小地蔵は思うのです。広い宇宙には地球以外にも人間のような知的生命体がいると考えるほうが自然でしょう。この映画では、月に落ちている「月の石」が、クモのような生命体として変態するように描かれているシーンが出てくるそうです。 アポロ計画自体は、1961年から72年まで続き、計6回の有人月面着陸に成功しています。そのなかでひょっとしてNASAは月面で生命体を発見していたのかもしれません。そして、それを世界に知られたくないのではないでしょうか。 月はロマンチックな星だが、非常に不思議な星でもあります。地球に対していつも同じ面を見せています。なぜ月は裏側を見せないのでしょうか。月の裏側には一体何があるのか、興味が尽きません。 世界ではここ数年、UFOの目撃例や情報公開が増えています。NASAが宇宙人の存在や月の裏側の秘密を知りながら公表していないとしたら、考えられるのは、米国が宇宙人から技術供与を受けている事実を軍事機密として隠すことでしょう。また一般人が衝撃を受け、パニックを起こすことを恐れるため機密扱いにしているのかもしれません。それでも、地球人が宇宙時代に備えて意識や文化レベルを高めるほど、宇宙人に関する情報公開が進み、彼らが姿を現しやすくなるのは間違いないことだと思います。
パラノーマル… インス・ペース
『パラノーマル〇クティビティ』の宇宙版という表現で 合っていると思います。 個人的には 期待はずれ。 もっと知的な内容だと思ってました。 この程度の脚本じゃ、NASAが協力しなかったのも納得。 有人飛行・アポロ計画は 18号まで打ち上げられたのに、NASAがそれを隠ぺいしたのは・・・というストーリー。 主演を務めた二人の俳優さんは 知名度こそ低いけれど 頑張っていたと思います。 問題はキャラ設定が幼稚なこと。 こんなに緊張感のない宇宙飛行士って、いないと思う。 テレビで中継されるようなものではなく、自然な立ち振る舞いの宇宙飛行士を描いたつもりでしょうが 場所が場所(宇宙)なだけにね… その慌てようも 過酷なトレーニングを経て選ばれた精鋭(宇宙飛行士)にはとても見えない。 とどのつまり、誰かいる・あれは何?的なお話。 オフィシャルサイトでプレビューを確認したのですが、やっぱりホラーなんですね(先に確認するべきだった。。) あの静けさが不安を煽って ホラーとしては確立しているのかな。 撮影方法が8ミリフィルム仕立てな部分があり、目が疲れます。 次は深海バージョンでも 面白いかも(あ、アイデアあげちゃった、笑)
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