劇場公開日 2012年3月24日

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「「女優」を楽しむ映画。」マリリン 7日間の恋 オイラさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0「女優」を楽しむ映画。

2012年3月19日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:試写会

悲しい

幸せ

テレビで稲垣吾郎ちゃんが、「なんともない映画だけど、主演のミシェル・ウィリアムズはとにかく可愛い」みたいなコトを言っていたらしい。

うん、それ正解だね。
オイラはミシェル・ウィリアムズ割と好きだから、彼女の魅力を充分楽しんできたよ。

けど、「きっと退屈するヒトもいるだろうな」と思ったり、
観終わったあと「面白かったね〜!」と興奮している女の子達に対して「ふ〜ん…面白いとは?どんな点でだい?」と尋ねてみたい気になったりもしたけどね。

オイラが感じたのは、

「マリリン・モンロー」という作られた人物像が、作られたモノだっていうのに念みたいな何かを持ちゃって、それが「ノーマ・ジーン」という女性に入り込んだ。

その事によってマリリン・モンローは、悪魔的と言えるほどの魅力を爆発させた。

ノーマ・ジーンにこそその能力があった…んだけど、その才能と生きていくには彼女は繊細過ぎた。

それを体現した「ミシェル・ウィリアムズ」の中には、マリリン・モンローとノーマ・ジーンという二人が、まるで憑き物のように共存しちゃってた。

…って感じかな?

一人の女性の中に3人の人格があるみたいで、不思議な興奮があった。
…って、やっぱり「映画を」っていうより、ミシェル・ウィリアムズを楽しんだ感じだね。

チキチンッ♪

オイラ