「爽やかな映画、そして90分という長さもちょうどいい‼︎」マリリン 7日間の恋 きいさんの映画レビュー(感想・評価)
爽やかな映画、そして90分という長さもちょうどいい‼︎
クリックして本文を読む
天尊爛漫さと孤独、苦悩を抱えたマリリンに、結局はフラれるという話なんだけども。
マリリンを演じたミシェル・ウィリアムスがセクシーというより、愛らしい。
女性目線で観ても、身勝手な女ではなく、魅力的に感じました。
結局、夫が離れて映画が無事終わるまでだけの恋だろうと、タイトルからも映画の最初からも感じられますが、それでも二人がデートする場面は素敵です。
大人の駆け引きみたいなものはなく、純粋。
手に負えないから「男はみんな自分から去っていく」とマリリンは言っていましたが、妊娠したということもありコリンの元を、自分が去っていきました。
そのまま終わっていくかなぁと思った最後、コリンが泊まっているみすぼらしい宿の飲み場にお別れの挨拶にやってきたときは、感動しました。
ただのわがままな女性ではないと。
単純に嬉しかったです。マリリンとコリンには恨みあったりして別れてほしくなかった。
90分の映画で、切実に願いました。
コリンは決して彼女に手を出しませんでした。
セクシーだとか名女優だとか言われるマリリンにとって、なによりの愛情だったのだと思います。
だからこその、彼女は最後に会いにきたのだと。
そんな彼女と、彼女を見送るコリンの笑顔に、悲しさはなく、爽やかな恋の別れを感じました。
コメントする
マサシさんのコメント
2023年5月9日
貴方レビューが50件目、僕のレビューが51件目。100件までは行かないかなぁ。
この映画が没後50年。3年後に生誕100年。
また、ノーマ・ジーンの映画、製作されると良いですね。