「映画好きには堪らない作品。途中からはずっと涙が止まりません。マリリンが全てから離れてコリンと過ごす1日のシーンは正に至福。ご贔屓ミッシェル・ウィリアムズはやっぱり凄い!」マリリン 7日間の恋 もーさんさんの映画レビュー(感想・評価)
映画好きには堪らない作品。途中からはずっと涙が止まりません。マリリンが全てから離れてコリンと過ごす1日のシーンは正に至福。ご贔屓ミッシェル・ウィリアムズはやっぱり凄い!
①今までに観たマリリンの色んな映画のこと、本等で読んだマリリンの実人生・私生活のこと、ローレンス・オリヴィエの演劇・映画・私生活(ヴィヴィアン・リーとの結婚と離婚)のこと、映画界(ハリウッド)のこと、そして映画というもののこと、観ているうちにこれ等の事が次々に頭を巡り、楽しさ、嬉しさ、悲しさ、切なさ等々が押し寄せて来て涙が止まらなくなった。②背景となった映画『王子と踊子』はローレンス・オリヴィエ監督にしてはトロい作品だったが、これを観るとマリリンの有名な遅刻癖に悩まされて演出に集中できなくてあんな凡作しか出来なかったのが良くわかる。次の『お熱いのがお好き』を撮ったビリー・ワイルダーもマリリンの遅刻癖に大分悩まされたそうだが、それでもあのコメディの名作を撮った。ハワード・ホークスは2作品(ただし初期なのでまだ遅刻していなかったかも)、ジョン・ヒューストンは2作品(2作品目の『荒馬と女』はクラーク・ケーブルとの共演に怖じ気づいて楽屋から出てこれなかったとか)。しかし、監督がいくら四苦八苦して撮っても、撮影の間に色々なトラブルがあっても、結局出来た作品の中で一番輝いているのはマリリン。映画(カメラ)に愛された本当のスターであった。一方、、
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