「気分はテーマパーク」ホビット 竜に奪われた王国 げんさんさんの映画レビュー(感想・評価)
気分はテーマパーク
3部作の映画では,2作目は全体の中では
結末を焦らずに,エンタテインメントに徹することのできる役割.
特に,川下りの戦闘シーンは圧巻.
まるで,テーマパークで川下りをしているようだ.
3Dの特質を存分に生かしている.
映画にしか出てこないらしいが,
女戦士タウリエルとドワーフのキーリの関係が良い.
恋人のようであり,母子のようであり.
実生活でも,タウリエルを演じた役者さんは子供を産んだばかりらしい.母となった満足感が顔に出てる感じです.
他の作品ではいまいちパッとしないオーランドブルームも
この作品では別人のような精悍な戦士レゴラスとして活躍している.
アングロサクソンはドラゴンが本当に好きなんだなと
再認識しました.
わがままで,残酷で,尊大な
ものすごく人間臭いドラゴンが出てきます.
たぶん,次作で退治されてしまうのだろうけど,なんか可哀そうですね.
2時間40分近い大作ですが,時間を感じさせませんでした.
楽しめました.おすすめします.
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