「新しい形のウルトラ映画」ウルトラマンサーガ と〜しゅんさんの映画レビュー(感想・評価)
新しい形のウルトラ映画
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ダイナ、コスモスなど世代なら嬉しいキャラにニューヒーローのゼロを交えた映画。
ストーリーは完全に勧善懲悪モノで子供に向けたものになっていた。
しかし今回の映画でフィーチャーされたのが人間の目線から見たウルトラマンや怪獣たち。
もちろんカメラワークもそうだが今回の映画でこれまでと決定的に違うのがタイガの幼少期の描写。
怪獣が街を襲い、その中で必死に両親の名前をを叫ぶタイガがとても印象的だった。
タッチは軽いがかなりヘビーな描写。
そのあとに「ウルトラマン早く来て!」と助けを求めるタイガの姿に思わず涙がこみ上げてきた。
いつかの映画で初代ウルトラマンが言っていた「私達は神ではない、救える命もあるがそうでない命もある」という言葉の重みがクローズアップされたシーンに思われた。
DAIGOをミスキャストと言う人も多いが自分としては適役だったと思う。
ウルトラマンに頼りたくない、トラウマになっている青年をうまく演じていたと思う。
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