「The perfect organism. メッチャ恐い‼️」エイリアン ディレクターズ・カット アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
The perfect organism. メッチャ恐い‼️
最近youtube で「エイリアンエイリアン」を聴く事にハマっているので久しぶりに本家「エイリアン」を観賞しました。うん、いつ観ても面白い‼️この作品を公開当時に何も知らず映画館で観てたらメチャクチャ面白かっただろうなっと当時の人が羨ましくなります。
ホントに見所が多くって油断できないんですよね。それでも個人的に突出していると思うのはH・R・ギーガーのデザインではないでしょうか?だいたいエイリアンの口の中に口があるデザインを考えつくって事自体がスゴい。頭おかしい。変態だ。
こちらはギーガーではないのですが、宇宙船ノストモロ号のデザインも武骨でカッコいいです。最近のスマートな宇宙船と違いゴツゴツして、やたら突起物が多い。よく観るとこの宇宙船メチャメチャでかいんですね。それに対してクルーが7人って少なすぎ‼️そして、何の為かわからない装置がいっぱいある。いやー、SFだなぁ。
今ではシガニー・ウィーバーが当然のように主人公ですけど、本作を初めて観たら誰が主役かわからずドキドキしますよね。特にリプリーは最初職務に忠実な嫌なヤツ感ありますし。終盤爆弾をセットする時に自分で「7分後に集合」って言っておきながら、その後に猫を探し始めるリプリーにはオイッ!って思いました。しかも、その猫をエイリアンの前に放置するし。酷いなぁ。
最初にフェイス・ハガーされるケインはジョン・ハートだったんですね。先日観た「エレファント・マン」の中の人だ!そのケインが危ない時に1人シャトルでドラッグきめてるダラス船長。実はダメな人っぽさが示唆されています。アンドロイドのイアン・ホルムは「ロード・オブ・ザ・リングス」のビルボやん!等々発見があります。
観賞後Wikipediaさんを観てて驚いたのは本作はリドリー・スコットの企画ではなかったんですね。リドリーはあくまでも雇われて監督をしたって事にビックリでした。ずっとリドリーが最初っから作り上げたと思ってて。意外だったなぁ。それでもリドリーは歴史に残る名作を何本も監督したスゴい人物には間違いないですけどね。
そもそも「AILEN」は外国人、外から来た人って意味で宇宙人を意味する事はなかったみたいです。ほら、stingも「English man in NY」でも普通に「I'm an ailen」って歌ってますよね。でも、今ではエイリアンといえば宇宙人の意味。そういった所でも本当に世界を変えたSFホラーの金字塔。古いからって敬遠せずに観なきゃ損ですよね!