「猫のジョーンズ」エイリアン ディレクターズ・カット 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
猫のジョーンズ
ハリー・ディーンが猫を追っ掛けるだけで、無駄死にしてしまう呆気なさ。
そんな猫のジョーンズの行く末が気になってしまう後半戦でもある!?
初めて"エイリアン"を観たのでオリジナルとの違いを比べる事も出来ずに、宇宙パニック物の原点であるのは頷ける内容にリドリー・スコットの凄さを再認識した。
誰が主人公な訳でもなく、主軸になるエイリアンの姿も限りなく見せる事はせず、船内のヴィジュアルなどのディテールが斬新で、見えない恐怖を引き立たせている。
一見、娯楽大作のイメージから観る人を選ぶダークな雰囲気一直線な本作が傑作であるのは間違いない。
コメントする